4月4日(水) チェルシー1 - 1バレンシア(@スカパー)
チェルシーが、ミドルシュートでアウェイゴールを食らった上に、バレンシアの堅い守備に苦しんで、予想外の引き分け止まり。
http://jp.uefa.com/competitions/ucl/fixturesresults/round=2359/match=300134/report=rp.html
チェルシー 前戦リーグ戦から3人変更。ロッペンもエッシェンも負傷で使えず、カルーが先発して前線に3枚並べた、4-3-3の布陣。中盤の底は、意外にもマケレレではなくミケルを選択(マケレレの疲労?それとも信頼の低下?)。右サイドバックにはディアラが入った。ベンチには負傷明けのJコールが入った。
前半途中までは、相手が意外に積極的だったこともあって、一方的に押し込んでペースを掴むことができなかった。ドログバのポストプレーや速いパスで相手守備の切り崩しを図るが、うまく守られてチャンスは少ない。序盤、ドログバのポストプレーからのこぼれ球を拾ったカルーがうまくシュートコースを作って狙ったが、惜しくもバーに弾かれた。他方、中盤を突破されてゴール前に迫られる場面も少なくない。そして、ミドルシュートをうまく決められて、痛い先制点まで奪われてしまった。
その後はさすがに一方的に攻勢、苦しい時のロングボール&ドログバ頼みで何とか活路を見出そうとした。後半序盤、ディアラのクロスからフリーで走り込んだカルーが狙うが、シュートは空振り。それでも、相手ゴールキックを拾ったAコールのロングフィードから、抜け出したドログバがヘッドで押し込み、同点に追い付いた。しかし、その後はなかなかチャンスに至らない。途中からミケルを下げて、Jコールとライト・フィリップスの両翼を投入して4-4-2の布陣も、大きく変わらず。終盤のコーナーキックのこぼれ球から、カルバーリョ、シェフチェンコと続けてシュートを放つが、ゴール前を埋めた相手に当たって入らず。結局引き分けに追い付くに留まった。
お互いにチャンスが少なく、妥当な引き分け。アウェイゴールを背負った苦しい立場でアウェイの第2戦に向かうが、第1戦同様失点する可能性は大きくなく、他方で得点できる可能性はあるはず。まだ勝負は付いていない。
バレンシア 前戦リーグ戦から3人変更。シルバがトップ下に先発して、4-4-1-1の布陣か。温存したアルベルダとミゲルも先発復帰。右サイドハーフは、引き続きホアキン。マルチェナ出場停止のため、アルビオルが1列上がってモレッティがセンターバックに入ったのは前戦と同じ。
引いてカウンター狙いかと思いきや、序盤から比較的積極的な姿勢を見せたのは予想外。トップ下のシルバを起点に、サイドも含めて攻撃の形も創れていた。シルバとのワンツーからビジャが狙ったシュートは枠外。クロスのこぼれ球を拾ったホアキンのシュートから、ビジャがフリーでシュートを変えたが、これも枠に飛ばず。しかし、ついにシルバが比較的角度のない位置からミドルシュートを放つと、これがサイドネットに突き刺さり、貴重なアウェイゴールを手に入れることに成功した。その後はさすがに守勢に回ったが、2ラインの守備はなかなかタイトで、隙を見せない。ところが後半、ロングフィードをアジャラがクリアできずに裏を取られ、失点してしまった。その後はほとんど大きなピンチはなかっただけに、もったいない。それでも、計算どおりの引き分けで第2戦のホームに帰ることができた。
今回も、ミドルシュートという飛び道具でアウェイゴールを確保し、アドバンテージを握って第2戦へ。90分間を通して守備の集中を維持できれば、予想を覆して勝ち抜ける可能性が高い。なお、またまたビセンテが負傷退場。今季何回目?
■ビッグチャンス
チェルシー: 前半2回 後半3回 =5回
バレンシア: 前半3回 後半0回 =3回
■印象に残った選手・注目した選手
○シルバ(バレンシア):相手の最終ラインと中盤の間でうまくプレー、攻撃を形作っていた。ほとんどボールを奪われない安定感が素晴らしい。先制点のミドルシュートも見事。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20070405-00000034-spnavi-socc.html
●カニサレス(バレンシア):守備範囲が狭い。クロスへの飛び出しが中途半端で、不用意にゴール前を空けてボールに触れない場面が何度か。アジャラは出て来てボールをキャッチして欲しがっていたのに、躊躇してしまい、仕方なくアジャラがコーナーに逃げる場面もあった。