2月20日(火) レアル・マドリード3 - 2バイエルン・ミュンヘン(@スカパー)
レアル・マドリードが、勝つには勝ったが、リードした後の消極策が裏目に出てアウェイゴール2点を失い、アドバンテージは握れず。
http://jp.uefa.com/competitions/ucl/fixturesresults/round=2358/match=85510/report=rp.html
レアル・マドリード 4-4-2の布陣。負傷からロベルト・カルロスが先発復帰したほか、ラウル(左サイド)、イグアイン(トップ)も先発に戻った。また負傷のセルヒオ・ラモスに代わりミゲル・トーレスが右サイドバックに回った。
右サイドのベッカムを起点とした攻撃が中心。Rカルロスはまだ万全ではないのか攻撃参加少ない(後半途中で交代)。中盤の守備は積極的で、まずまず攻撃をつぶすことができていた。序盤はペースを握り、ファン・ニステルローイのボールキープからのパスにラウルがラインぎりぎりで抜け出し、先制点を挙げた。その後受け身になってしまい、セットプレーで簡単に相手選手をどフリーにして同点に追い付かれたものの、同じくセットプレーから2得点を挙げて突き放した。コーナーキックからエルゲラの高い打点の折り返しをラウルが押し込み勝ち越すと、シュート性のフリーキックをファン・ニステルローイがゴール前でコースを変えて3点目。ところがその後は、そのまま試合を終わらせようと再び受け身の姿勢に入った。後半序盤のベッカムの直接フリーキックは、好セーブでバーに弾かれた。後半途中からは押し込まれ、クリアばかりになってパスも繋げられず、GKカシージャスのビッグセーブで難を逃れる場面もあった。しかしとうとう、クロスのこぼれ球を拾われてミドルシュートから1点を返された。
試合には勝ったものの、アウェイゴールを2点取られて1点差しかない。2点差なら勝ち上がる可能性は大きかったと思われ、この結果は失敗だろう。
バイエルン 中盤ボックスの4-4-2の布陣。ベストメンバーのスタメン。
こちらは前半はシュバインシュタイガーとラームの左サイドの攻撃ばかり。それもクロスはまるで入らず、中央に入ってもミドルシュートばかり。さらに最終ラインの守備は、いまだ安定感なし。オフサイドラインを突破されて先制点を許し、フリーキックにルシオが合わせていったんは追い付いたものの、逆にセットプレーから2点取られて勝ち越しを許した。デミケリスのパスでラインの裏を取ったマカーイは、決定機で決められず。後半からサリハミジッチを右サイドに入れると、ようやく右サイドの攻撃も活性化。それでも守備をなかなか崩せず、途中出場のピサーロの切り返しからの決定的なシュートも好セーブに阻まれた。しかし終盤、途中出場のショルのクロスのこぼれ球を拾ったファン・ボメルがミドルシュートを突き刺し、1点差に迫ることに成功。
この試合を3-1で終えていれば、ホームであっても2-0の結果を出すことは難しかったと思うが、1-0というノルマなら何とか達成可能か。ただし、攻守とも高いレベルを取り戻す必要はあるだろう。
■ビッグチャンス
レアル・マドリード: 前半4回 後半2回 =6回
バイエルン: 前半2回 後半5回 =7回
■印象に残った選手・注目した選手
○ベッカム(レアル・マドリード):セットプレーで勝ち越しの2得点を導く。この試合では、セットプレー以外でも前半は大きな展開で攻撃を活性化させていた。ただ、相変わらず中に入るプレーが多く、サイド深くに入り込むプレーは数えるほど。終盤には最終ラインに吸収されていた。
「先制点を演出した」というのは、強引だろう。↓
http://wsp.sponichi.co.jp/news/archives/2007/02/post_3216.html