CL グループG 第6節 ハンブルガー×CSKAモスクワ | spxpy549の備忘録(過去書庫0607)

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サッカー観戦記録、2006-07シーズン

12月6日(水)  ハンブルガーSV3 - 2CSKAモスクワ(@スカパー)

 CSKAモスクワが、少ないチャンスでリードを奪うが、地元サポーターのブーイングを受けて奮起したハンブルガーに逆転負け。

HSV  最下位が決まっているというのに、またもや普通にメンバーを揃えて出して来た。2トップにはリュボヤとともにベリシャが入り、中盤の底にはラースが入った。前半はペースを握り、押し込んで攻撃を仕掛ける時間帯が多かった。ファン・デル・ファールトやトロホウスキ等からよくボールが展開され、惜しいミドルシュートもあったが、最後の崩しだけがなかなかできない。すると、Pエリアで仕掛けられてアトゥバが引っ掛けてしまってPK、先制点を失った。しかしすぐに、コーナーキックをアトゥバがすらしたボールをベリシャが押し込んで、同点に追い付いた。さらに前半終盤にはトロホウスキのクロスからのファン・デル・ファールトが決定的なダイレクトボレーを放ち、後半序盤にはファン・デル・ファールトのパスからリュバヤが決定的なシュートを放つが、いずれもGKの好セーブに止められた。すると、ドリブル突破を止められずに再び勝ち越しを許した。これで、攻撃を仕掛けても味方サポーターから声援をしてもらえなくなったどころか、ミスのたびにブーイングを受けるようになった。ところが終盤、スローインのこぼれ球をファン・デル・ファールトがシュートし、これが同点ゴール。これでサポータの心を取り戻すと、CSKAモスクワが前掛かりならざるを得なくなったこともあって、カウンターからチャンスが連発。ベリシャのシュートはGKの好セーブにあったものの、ファン・デル・ファールトのパスから途中出場のサノゴが決めて、ついに逆転に成功した。
CSKAモスクワ  ラブとラヒミッチの出場停止でオリッチとタラノフが先発、イグナシェビッチ負傷で戻れず引き続きセンベラスがディフェンスの中央に入った。HSVの攻撃に耐えて、カウンターからチャンスを狙う展開。しかし、カウンターの形は意外にできない。何もチャンスがなかった前半中頃、クラシッチがPエリア内で仕掛けてPKをもらい、流れに逆らう幸運な先制点を確保した。ところが【追記:そんなに甘く行くわけもなく】、すぐにコーナーキックからあっさりと追い付かれてしまう。後半は、やや攻勢に出てペースを握る展開。ジルコフやクラシッチの仕掛けからのクロスで脅かした後、ジルコフが【追記:ハーフライン付近からドリブルで】次々に相手守備陣を交わしてそのままゴールを決め、再び勝ち越しに成功した。そのまま終盤に持ち込んだものの、スローインからのこぼれ球を拾われてしまい、痛恨の失点。慌てて攻撃を始めたが、形にならないまま逆にカウンターを食らい、逆転弾まで浴びて夢が潰えた。

 HSVは、ようやく今季CL初勝利。これで流れに乗れるなら良いけれど、現実的に考えれば、この試合は控え選手中心で臨んで捨ててリーグ戦の準備に集中するべきだったのではないか。また、アトゥバが味方サポーターからブーイングを受けた際に、キレたアトゥバを誰もなだめようともしなかったのが、チームの一体感が感じられず気になった。
 CSKAモスクワは、結局はこの試合に勝っていてもUEFAカップ出場権止まりだった。前節の敗戦があまりにも痛かった。セットプレーや個人技で得点することができても、所詮チームプレーでの攻撃の形がほとんど見られず、本当に点が欲しい時に取ることが難しい印象。

■ビッグチャンス ※PK自体は含まず
 HSV:      前半5回 後半5回 =10回
 CSKAモスクワ: 前半0回 後半1回 =1回

■印象に残った選手
●アトゥバ(HSV):クラシッチの対応に苦労してPKを与えたただけでなく、ボールを持ちすぎて囲まれて失う場面も。後半途中には味方サポーターからもブーイングを受けると、キレてサポーターを挑発してしまい、交代された直後に退場処分。果たして、次の試合で使えるだろうか。
○クラシッチ(CSKAモスクワ):スピードに乗ったドリブルで対峙するアトゥバを苦しめた。