11月21日(火) レアルマドリード2 - 2リヨン(@スカパー)
レアルマドリードが、前回対戦同様2点のリードを奪われたが、何とか取り返して引き分け、面目を保った。【追記:今節で一番面白かった試合。】
レアルマドリードは、惜しげもなくベストメンバー。序盤ペースを握っていたはずが、カリューに最終ラインの真ん中を突破され、カンナバーロが抜かれてそのカバーも間に合わず、先制点を食らった。その後もカリューに簡単にボールを入れさせてしまい、そのボールキープに手を焼き決定機も許した。また、フリーキックから押し込まれて2失点目。レジェスの決定的なシュートは防がれたものの、コーナーキックからファン・ニステルローイがつないでディアラが押し込んで、前半のうちに1点を返した。後半は追い付くべくペースを握り、サイドからのクロスを中心にチャンスを創った。終盤に、クロスのこぼれ球をヘッドで叩いたラウルのシュートがポストに当たり、これをファン・ニステルローイが押し込んで、ついに同点。さらにPKも獲得できたが、またもやファン・ニステルローイが止められて逆転はならず。持ち味のはずのパスワークからのチャンスは少なかったが、泥臭くも同点に持ち込んだことは評価に値するだろう。とはいえ、試合前は勝利が絶対だったはずで、引き分けという結果では物足りないところ。
リヨンは、ゴブー負傷とビルトール病欠で、右サイドに守備的なクレルクの入った布陣。安定した守備から、1トップのカリューにボールを入れて起点を創るパターンで攻撃を創っていた。するとそのカリューがドリブル突破で1人で持ち込んで先制点を奪った。その後もカリューを起点にチャンスを創った末、フリーキックからマルダが押し込んで追加点。しかしその後は余裕で気を抜いたか、特にセットプレーの対応にまずさが出て、終盤までに追い付かれてしまった。さらにアビダルが余計なボールキープを試みてボールを失い、クリスのファウルを誘ってしまってPKを献上。しかしこれをGKクペが好セーブで止めて逆転を許さず、引き分けに持ち込んだ。前半途中までの内容からすると、勝利に値するプレー内容だっただけに、終盤のミスはややもったいない気がした。
レアルマドリードは、意外にしぶとさが育ってきたような印象。本当は、華麗に攻撃で圧倒するサッカーを望まれているはずだろうけれども。
リヨンは、引き分けで1位通過を確定させた。フレッジが負傷してもカリューがここまで活躍するとは、選手層も厚くなったものだ。
■ビッグチャンス
レアルマドリード: 前半4回 後半6回 =10回
リヨン: 前半4回 後半1回 =5回
■印象に残った選手
○カリュー(リヨン):この日はキレキレ。懐の深いボールキープで起点を創り、速くはないが強引なまでのドリブル突破でゴールに迫った。得点場面だけでなく、ボールに触らずに反転してカンナバーロを置いてけぼりにする場面もあったし、3人を相手に強引に突破してクロスを上げる場面もあったし、カリューにボールが入る場面だけで大いに楽しめた。