5月6日(日) アーセナル1 - 1チェルシー(@スカパー)
チェルシーが、疫病神のミスによるPK献上+退場で追い込まれ、それでも後半途中から粘って逆転の可能性も見せたものの、一歩届かず引き分けて、逆転優勝の夢は潰えた。
http://jp.uefa.com/footballeurope/news/kind=2/newsid=535919.html
アーセナル 何も掛かっていない消化試合で、また最大のライバルのマンチェスターUの優勝をアシストしてしまう可能性もあるが、4強の1角としてホーム最終戦で意地を見せたいところ。前戦から1人変更。フレブはなぜかベンチで、右サイドにセスクが回り、代わってデニウソンが先発。ロシツキーは間に合わず。
意外にパスの回りが悪く、ペースを握れない立ち上がり。可能性のある攻撃がなかなか創れない。ようやく30分過ぎ、ゴール前での細かいパス交換から、デニウソンのパスを受けたアデバイヨルが抜け出してシュートを放ったが、GK正面。しかし、ロングボールのこぼれ球にバチスタが突っかけると、相手が勝手にミスした上に倒してくれてPK獲得、労せずして先制点を手に入れた。しかもこのプレーで相手に退場者が出て、かなり有利な立場も得た。
これで、後半からはほぼペースを握って、あとは追加点を獲るばかり。しかし、絶好のパスが入ってもその次にミスで台無しにする等、中途半端な攻撃で決め手に欠いた。CKから、ギャラスが真ん中でどフリーでヘッドさせてもらったのに、枠にも飛ばせない。
すると、逆にCKの流れでクロスから失点、同点に追い付かれてしまった。その後は、数的優位に立っているはずなのに、なぜか相手にペースを明け渡し、あわや逆転を許しそうになる場面すら出始めた。セスクが簡単にボールを失う等、ミスも目立った。それでも、相手がかなり前掛かりになったロスタイムには、勝ち越しのチャンスも回ってきたが、フレブの決定的なシュートは好セーブに阻まれ、セスクのパスを受けたエブエの強烈なシュートは、惜しくもバーに外れた。
またしても、勝てたはずの試合を取りこぼし。先制して相手に退場者も出たのに、最後は逆転されそうになる、情けない試合運びだった。結局今回も、モウリーニョ+チェルシーには勝てず。
チェルシー 奇跡の逆転優勝のためには、勝利が絶対必要条件。しかし、延長→PK戦まで行った前戦CLから3人変更、メンバーが揃わず。負傷を抱えるドログバは休ませ、Jコールを3トップの真ん中に入れ、ライト・フィリップスが3トップの右サイドに先発。マケレレに代わってエッシェンが中盤に上がり、空いたセンターバックにはブラルーズが先発。Aコールも休ませ、ブリッジが左サイドバック。カルバーリョは、間に合わず。
序盤から、どちらかというとペースを握って攻め込む場面もあったが、際どいシュートに持ち込む形までは至らない。サイドを使う意図は見えたか。守備では、チェルシー・レベルにないブラルーズを除けば、不安感はない。
そして前半終盤、その疫病神がついにやらかした。ロングボールの競り合いからこぼれたボールの処理を誤ったブラルーズが、入れ替わられそうになった相手を倒してしまい、つまらないPKを献上して痛恨の先制点を失った。しかも、ブラルーズは退場、数的にも不利に陥った(疫病神がいなくなって良かったという観方もできるかも)。カルー1トップの4-4-1の布陣へ変更。
それでも、後半の相手のペースの時間帯をしのぐと、1チャンスをものにした。CKの流れから、ライト・フィリップスの高速クロスにエッシェンがニアでヘッドを合わせ、貴重な同点弾。これで息を吹き返すと、途端にペースを握り返し、1人少ないことを全く感じさせない攻撃の迫力を見せ始めた。実際に逆転のチャンスもあったが、CKのこぼれ球を拾ったエッシェンのシュートは枠を逸れ、ロスタイムのJコールのパスを受けたカルーの決定的なシュートは、好セーブに阻まれた。
勝利には一歩届かず、引き分けで3連覇の可能性は完全に失った。しかし、ディフェンディング・チャンピオンらしく、最後まであきらめない、高い精神力をこの試合でも十分に見せた。
■ビッグチャンス
アーセナル: 前半2回 後半5回 =7回
チェルシー: 前半0回 後半4回 =4回
■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
アーセナル:●アデバイヨル(後半)、●セスク(後半)
チェルシー:○エッシェン(後半)、●ブラルーズ