命の尊さを嚙み締めます | 瞳 まもるのブログ

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誰かを助けたor助けられたことある?

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  それは、僕が小学校低学年、弟が幼稚園児
 
の頃でした。
 
 庭の泉水の傍で、2人で遊んでいました。
 
すると、突然、弟が、泉水に落ちてしまったの
 
です。仰向けに寝た状態で、こっちを見ていま
 
す。すぐ、腕を引っ張り上げ、助け出しまし
 
た。水も飲んだでしょう。苦しかったでしょ
 
う。辛そうな感じはしてはいませんでしたが、
 
兄である僕が一緒にいながら防げず、深く反省
 
しています。
 
 弟は、その前にも一度、僕の3つ上の兄の担
 
任が家庭訪問でいらっしゃっている時に、
 
 「ドボーン」
 
と、泉水に落ちたことがあったそうです。
 
 このことを機に、泉水は埋められ、後に、花
 
壇になりました。金魚等は、再び、水槽で飼う
 
ことになりました。
 
 時は移り、僕が高2の夏。友人2人と海水浴
 
へ。2人は、飛び込み台へ。泳ぎが苦手な僕
 

は、波打ち際で2人を見ていました。

 

 しばらくして、1~2歩、前に進んだ時で

 

す。波の力に逆らえず、前へ前へと押されてし

 

まいました。もう、足が届きません。

 

 「溺れる!」

 

 それに気づいた友人1人が海に飛び込み、救

 

助の模範のように、僕を横から抱えながら泳

 

ぎ、浜辺へ運んでくれました。命の恩人です。

 

 それから、これは、「助けた」、「助けられ

 

た」とは少し異なりますし、書くべきか、書か

 

ざるべきか、非常に迷ったのですが・・・

 

 自殺しようとしている子を止めたことがあり

 

ます。

 

 いつも通り、車で、ある川の傍まで来た時で

 

す。小5くらいの男の子が、必死な動きで、車

 

を止めようとしていました。

 

 車を降り、どうしたのかと思っていると、泣

 

きそうな声で、

 

 「弟が自殺しようとしている」

 

と言うではありませんか!

 

 驚いた僕は、すぐに、川の淵に座っている、

 

小2くらいの男の子を抱きしめ、懸命に止めま

 

した。それまで、この子のお兄さんがずっと止

 

めていたのです。

 

 抱きしめながら僕は、

 

  「僅か、小2の子が『自殺』を試みる。

 

   一体、どんな辛いことがあったのか?

 

   同級生にいじめられたのか?

 

   先生に強く叱られたのか?

 

   それとも、親の𠮟りようが酷かったの

 

   か?」

 

 僕は、自分の高校時代の、二度と経験したく

 

ない、地獄の日々を重ね、我がことのように

 

悲しくなり、同情していました。

 

 そのうち、また車が来て、お兄さんが説明し

 

ています。僕より少し年上の女性でした。

 

 仕事の途中でもあり、後は、その人に任せる

 

ことにし、後ろ髪を引かれる思いで、その場を

 

離れました。でも、大事な大事な事件です。も

 

っといるべきだったかもしれません。

 

 20年近く経った今でも、毎週一度、その現

 

場を通ります。

 

 そのたびに、

 

  「あの子は、また、辛い目に遭ったりしな

 

   かっただろうか?無事、青年に成長した

 

   だろうか?どうか、幸せな生活を送って

 

   いて欲しい」

 

と、心から願うのです。