作品に愛情を | 瞳 まもるのブログ

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 国語大好きな僕は、漢字も大好き、朗読も
 
好きです。
 
 高3の現代国語の時間。国語科教師の担任の
 
現代国語の時間。1人ずつ、詩を朗読していく
 
時がありました。
 
 その時の僕の評価は、5段階中の4。他に女
 
子が数名、同じく4でした。男子では、4は僕
 
だけでした。「5」評価の子はいませんでし
 
た。(自慢になってしまいました。後半述べる
 
ことと、矛盾しているような気がしないでもあ
 
りません)ウインク
 
 高校卒業後、なかなか朗読する機会も無く、
 
もっぱら、黙読するばかりです。
 
 以前、図書館で、絵本、浜田広介 「ないた
 
赤おに」、芥川龍之介 「杜子春」を読んだ時
 
のことです。(勿論、黙読です)
 
 それぞれ、ページを繰り、目に飛び込む絵、
 
文章が真っ直ぐ頭の中に届き、読んで行くので
 
す。
 
 読み終わり、再度同じお話を読んで行くと、
 
 「ここは、こう読んだ方が良いのではない
 
  か?」
 
と、物語以外のことが頭に浮かんでしまいま
 
す。それは、余計なこと、邪念と言っても良い
 
ように思えました。そして、直感で読んだ1回
 
目が最高の出来で、2回目は、それに劣ると感
 
じたのです。
 
 朗読とは、少し異なりますが、ドキュメンタ
 
リー番組の渡辺徹さんのナレーションが、大好
 
きでした。
 
 実に聴き取りやすく、心の隅々に沁み込んで
 
行くように伝わるのです。訃報を聞いた時は、
 
ショックでした。
 
 「詩のボクシング」なる物が存在します。ボ
 
クシングのリングを設置し、そこで、2人が詩
 
を朗読し合い、勝者を決めるという物です。
 
 でも、僕は、これが大嫌いです。詩は、それ
 
を読む個人個人が、自分自身の心、頭の中でそ
 
れを理解し、また、楽しむ物、それは、大切な
 
財産になることもあるでしょう。
 
 然るに、この「イベント」は、
 
  「相手に勝つ」
 
が最大の目的で、先に上げた内容など、どこか
 
にポイッと捨て去ったかのように思えるので
 
す。まさに、
 
 「相手に殴り掛かる」
 
様に詩を読んで行くのです。
 
 僕は、こんなことを企画する人たち、参加す
 
る人たちは、詩を大事にしていない、重要視し
 
ていないと考えます。もし、自作の詩で参加す
 
る人がいるとしたら、そんな目的で作った詩
 
に、価値など無いと思います。詩を勝ち負けを
 
決める手段にするなど、詩を冒涜しています。
 
 最初に書きましたように、僕は、国語が大好
 
きです。言葉を大事にしたいです。汚い言葉、
 
間違った言葉遣いはしないと、心に決めていま
 
す。
 
 自分の言葉遣い、書く文章が完全だなどと
 
は、勿論、思っていません。ただ、それを
 
常々、心掛けています。ぞんざいに扱われる詩
 
が、可哀想です。