ひなまつりの思い出ある?
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以前ご紹介しましたように、僕は、男3人兄弟で
育ちましたので、我が家では、ひなまつりは一度
も行われませんでした。
でも、これも以前明かしたことですが、僕たち3人
兄弟の上に、本当は、女の子が1人いました。
母の初産が、大変な難産で、
「母体を取るか、赤ちゃんを取るか」
と迫られるほどだったそうです。
その末に生まれたのが女の子。
「眉毛の濃い、膝から下が、長い子だった」
と母。すぐ、看護婦さんに抱かれて行ったその子、
短い命でした。
「女の子が1人いたら、どんなに変わっていただ
ろうか?」
十分幸せな子ども時代でしたが、さらに明るく、
幸せな日々だったのだろうなと、叶わない夢を
抱くのです。姉のいるきょうだいが、羨ましく思え
てしまいます。
母に、一度だけ見せてもらった、納戸の長持に
仕舞われた雛人形。母の幼少時の物なのでしょ
う、随分、時代を感じました。その雛人形も、兄の
暴挙で・・・。
このように、雛まつりとは縁の無い僕ですが、幼
稚園時代、色画用紙か何かで、お雛様を作った
思い出はあります。
・・・以下、ネタバレ注意。
前職時代、秘かに想いを寄せていた、同僚女
性から、彼女の私物の単行本、「鉄道員(ぽっぽ
や)」 浅田次郎 著を手渡され、
「読んで」
とのこと。読んでいくうち、我が家との重なりを感じ
ました。
その頃は健康だった母。晩年の病院での夢の
中に、こういうことがあっても、不思議ではないよ
うに思っています。