にわとり触ったことある?
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僕の記憶の遙か彼方に、鶏小屋の数羽の白い
鶏があります。幼稚園に入る前だったかもしれま
せん。触った記憶はありません。
数十年後、兄がチャボをもらってきました。白と
黒の羽色の美しいオス1羽、全身黒一色のメス1
羽でした。
飼う場所は、かつて、秋田犬を飼っていた犬小
屋でした。十分な広さがありました。この2羽、寝る
場所がいつも決まっていて、入口左側の網戸を
組んだ下辺の幅のある部分で、寄り添って寝てい
ました。
その後、メス2~3羽(いずれも、全身黒)が増え
ます。
良い点は、鶏糞を、畑の肥料に使えることです。
卵も数回食べましたが、雌雄一緒に暮らしていた
最初の2羽。そのメスの産んだ卵を食べる時は、
ちょっと考え込んでしまいました。
悩みは、その卵、産んですぐに取らないと、嘴で
殻を突き刺し、そして、食べてしまうのです。産卵
に入って、今にもその時を迎えるという間、お尻を
見ながら待ち構えていたものでした。
そんな訳ですから、ひよこの姿を見るのなど、夢
のまた夢でした。
また、オスの「時を告げる声」がけたたましく、早
朝など、随分、近所のことを気にしたものでした。
ある時、近所の放し飼いの犬がやって来て、丁
度、飼育小屋から出ていたメス1羽のお尻を噛ん
でしまったそうです。これには怒りました。
「にわとり触ったことある?」
このチャボなら、抱いて場所を移動させたことは
あります。