今日は映画の日 | 瞳 まもるのブログ

瞳 まもるのブログ

ブログの説明を入力します。

思い入れのある映画は?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

 感動した映画は数あれど、思い入れのある・・・と
 
なると。
 
 小豆島の人間として、これを挙げない訳には参
 
りません。
 
 「二十四の瞳」 1954(昭和29)年 松竹
 
  木下惠介監督、高峰秀子主演
 
町内の小学生合同で、中学校の体育館で見たの
 
が最初です。大石先生に会いに、遠い道を泣きな
 
がら歩く子どもたち。そこへ、大石先生を乗せた
 
バスが通りかかる。子どもたちに気付いた大石先
 
生がバスを止めてもらい、降りてくる。それを見て
 
駆け寄って行く子どもたち・・・この場面を思い浮
 
かべるだけで、涙腺が刺激されます。
 
 当時は、終戦から、僅か9年後。出演者、製作
 
者、観客、皆、戦争体験者でした。それだけに、
 
この作品に込められた想いも、並々ならぬ物が
 
あったでしょう。
 
 「ローマの休日」 1953年 米パラマウント映画
 
      (日本公開は、「二十四の瞳」と同年)
 
  ウィリアム・ワイラー監督              
 
  オードリー・へプバーン主演
 
この作品を、恋人と並んで見るのが夢でした。
 
そのため、テレビで放映されても、見ずにいまし
 
た。首尾は伏せておきます。
 
 「生きる」 1952(昭和27)年 東宝
 
  黒澤明監督、志村喬主演
 
すべてやり終え、雪の中、一人ブランコで揺られ
 
ながら「ゴンドラの歌」を歌う主人公。
 
 彼の通夜の市役所職員の心境吐露と翌日の
 
落差。
 
 「独裁者」 1940年 米国              
 
  チャールズ・チャップリン
 
ラストの演説に心を奪われます。現在も、洋の東
 
西を問わず、独裁政治は行われています。極東
 
の島国では、普通選挙なのに、有権者自ら、長
 
年、それを選択し続けています。
 
 「今なら、まだ、間に合う」
 
でも、時を逸し、いざ、その時になって、
 
 「助けてくれ!」
 
と言っても、既に、遅いのです。そして、その事態
 
が、自ら招いた結果だと、気付くことも、反省する
 
ことも、恐らく、彼らには、期待できないでしょう。
 
 ああ、あの頃の「日本を取り戻し」てしまうのでし
 
ょうか?