今日はひなまつり | 瞳 まもるのブログ

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我が家の雛人形

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  経緯は忘れましたが、ある日、納戸に仕舞われ
 
たままになっている長持のような物を開け、母が
 
雛人形を見せてくれたことがありました。
 
 その時点で、相当年月が経っていると感じまし
 
た。当時、僕は、20~30代。それまで一度も
 
見たことが無かった、ということは、この、何体も
 
の人形は、真っ暗な中、何十年も眠ったままだっ
 
たのです。
 
 僕は、男3人兄弟の真ん中として育ちました。端
 
午の節句の時は、毎年、五月人形、掛け軸、張り
 
子の虎や、その他、関連の物を飾ってもらいまし
 
た。
 
 でも、女の子がいなかったので、この雛人形は、
 
一度も飾られませんでした。(本当は、一番上に
 
女の子がいたのですが、生まれてすぐに亡くなっ
 
たそうで、母も、この人形を出して祝いたかった
 
と思います。)
 
 小学校高学年の頃、住む者の無い母の実家
 
には、片面に、押絵の施された羽子板が何本か
 
あり、我が家に持ち帰りました。そして、校内の
 
羽根突き大会に、弟がそれを持って出たら、先生
 
 
 「良い物だ」
 
と、褒めて下さったそうです。その絵と雛人形、同
 
時代のように感じていました。
 
 その雛人形、母に見せてもらったのは短い時
 
間。また、暗い中に仕舞われ、年月は過ぎます。
 
 そして、そして、何回も出てきて申し訳ありませ
 
んが、兄に、何もかも捨てられた中に、その雛人
 
形もありました。僕たち兄弟の成長を祝ってくれた
 
五月人形、関連の物。こちらは、綺麗な状態、ガ
 
ラスケースに入れられた物も、あります。それさえ
 
も、一顧だにされることなく。