昨日、車で山間の坂道を登っていました。丁度
カーブの真ん中あたり、ガードレールの向こう側
に、鹿の置物があります。
「こんな所に、何で置いてあるんだろ?」
と思いながら進んで行くと、
顔が動いた!
何と、置物ではなく、本物の、生きている鹿でし
た。
端正な顔立ち。よくテレビで見る、明るい茶色と
言った色ではなく、小豆島で見かける鹿は、いつ
も、焦げ茶色っぽく、今回も、そうでした。
雄のようで、角が、まだ、それほど伸びていま
せんでした。
通り過ぎた後、頭に浮かんだのは、
「駆除」
という、悲しい言葉。毎年、猿、猪、と共に、銃や
罠で、命を落として行く彼ら。農林業の被害額は
莫大とは言いますが、人間の都合で山の植栽を
変えたり、自然を破壊したり、彼らも、その被害
者であると思うのです。何とか、うまく共生できな
いものだろうか?と、いつも、この漢字二文字に