済んだ青い空、空気。この季節、沢田研二さん
の「コバルトの季節の中で」を聴きながら、思う存
分、爽やかさに浸っていたいのですが、このご時
世、そうとばかりは言っていられません。
本来なら、各地区から太鼓台が出て、大勢の
人出で賑わう秋祭りも、軒並み中止に。祭り前の
太鼓を叩く練習の音も、一度も聴かれず仕舞い
でした。
我が町の、例年の秋祭り当日、その前を通った
のですが、たこ焼きの露店が1店だけ出ていて、
参拝の親子連れが、買っていた様でした。
これは、44年前の台風で、大勢の犠牲者が
出て以来のことです。
その一方で、「Go toキャンペーン」を利用し、
老若男女が大移動。小豆島にも、大勢の観光客
がいらっしゃっています。
日本各地で陽性者続出の新型コロナウィルス。
これだけ大勢の人が移動すれば、それが何を
引き起こすか、ちょっと考えれば分かりそうなの
に、目先の「安さ」に心を奪われて。そうして楽し
んだ後、招かざる状態になった時、被害者面を
するのでしょうか?自分が加害者かもしれない
のに。
政策も、本当に困っている人、企業ではなく、
「お仲間」の懐を潤すための、火に油を注ぐ様な
ことをやって、まあ、この有権者にして、この政治
あり、というところでしょうか。
ちょっと、気分がよろしくない文面になってきま
した。ごめんなさい。ここは、ガラッと雰囲気を
変えて、冒頭の、ジュリーの、甘く爽やかな歌声
に浸ってみましょう!