毎朝の楽しみだった「大岡越前」がこのたび、
とうとう最終回の放送を終えました。第1部の
放送可能最初話から順に放送し迎えたこの日。
後半の少しだけですが見ることができました。
思えば、平日午後の時代劇再放送枠で、
「水戸黄門」は、初代黄門の東野英治郎さん、
2代目の西村晃さんの部の殆どを録画したの
に、「大岡越前」は、なぜか、特にお気に入りの
回だけしかしませんでした。
今回、ず~っと見てきて、度々書きましたよう
に、毎回のように感動の涙を滲ませ、
「人間は、こうでなくっちゃあ!」
と思わせてくれたこの「大岡越前」、今度いつ
再放送があるか分かりませんし、第1部から
順に最終15部まで放送なんて、もう無いでしょ
う。録画設備を持っていない現在、
「ああ、何であの時『大岡越前』の録画をしな
かったのだろう」
と、返す返すも残念です。
新年4日には、2時間のスペシャルが再放送
されます。これを以て、本当の最終回です。
この最終回、本放送を見た記憶があります。
その感想ですが、15部から6年後の制作、
ちょっとここでは書くのを控えたい印象が残って
います。
さて、前置きが長くなりましたが、「大岡越前」
に代わって、「江戸を斬るⅢ」が放送され出し
ました。
最初、テレビ画面でこれを知った時、
「ええ、江戸を斬る」?
と、あまり、良い感じはしませんでした。
主演の西郷輝彦さん、この人の俳優としての
印象は、「どてらい男(やつ)」が強く、あの、
難しく厳しいドラマの影響で、その他の作品も、
あまり、見ませんでした。
また、同じ遠山の金さんは、NET=テレビ朝日
版の描き方が好きだったこともあります。
ところが、今回の長い「大岡越前」の再放送で、
西郷さん演じる、結城新三郎が、
「良いなあ」
と感じ、「江戸を斬るⅢ」を見ることにしました。
初回を見た感想。
「良い!」
西郷さん、若く、かっこいい!爽やかで明るく、
この金さんも気に入りました。
「これから、見られる時は、全話見よう!」
そう思いました。
「大岡越前」は終わりましたが、また、新しい
楽しみができました。