大型店、有名チェーン店より、地元の個人商
店の方が好きです。愛着が湧きます。
でも、そんなお店でも、中には、
「これは、頂けない」
という場合があります。今回、そんなお店を幾つ
か挙げてみます。
まず、僕が中3の頃、小豆島では限られた、
レコードを販売しているお店での出来事。
「欲しい物があれば良いなあ」
と、レコード棚のシングル盤、LPを1枚1枚めくり
探していたのですが、残念ながら、ありませんで
した。そこで、そのお店を後にしました。そして、
お店の前の道路を渡り終えたところで、そのお店
の扉が勢いよく開き、店主が、
「買わんのやったら(買わないのだったら)
来るな!」
と怒鳴りました。
信じられませんでした。好みの物が無く、仕方
なく何も買わずに帰る客もいるでしょう。このお店
に入ったら最後、何か買う事を強制されるので
しょうか?
次に、僕が20歳前後の頃。某家電店で、カセッ
トテープが、随分安く売られていました。
10本組、全く無名のレーベル、ラベル、ケース
共、実に簡素な造りです。往復録音・再生時間
60分を示す、C-60の表示があります。
音質はあまり期待せず、安さに魅かれ、購入
しました。
そして、録音を続けていく中、突然、コンポの
カセットデッキが止まりました。
「どうしたのか?」
と、テープを見てみると、何と、片面の走行が
終了しています。まだ、16~7分しか経って
いないのにです。実際には、表示時間のほぼ
半分しか無いこの事態に、
「騙された!」
と思いました。実家の家電製品は、すべて、ここ
で購入していたのですが。
3つめ。冒頭のレコード販売店の出来事から
遡ること3年。弟とレコードを買いに行った時のこ
と。
その時、店内には、BGMが流れていました。
その曲が終わり、店主が、プレーヤーからレコー
ドを取り出しました。有線放送ではなかったので
す。
次の瞬間、信じられない物を目撃しました。
店主が、かけ終わったレコードを売り場に戻した
のです!ということは、ここのBGMは、すべて
売り物のレコード、客は、使用済みだということを
全く知らずに購入する場合が有り得るのです。
以上、地元の恥を晒すようですが、時々思い出
し、
「あ~あ」
と思うことを書いてみました。