僕が小2の時に、「帰ってきたウルトラマン」
「仮面ライダー」の放送が始まり、世は正に、
「変身ブーム」一色に。それは数多くの特撮
ヒーロー番組が放送され、僕は、大いに楽しめ
ました。
SF物、巨大ヒーロー物、等身大ヒーロー物と、
種類はありましたが、何れも、視聴者である
子どもたちに向け、大人たちが真剣に制作した
物でした。
然るに、年月を経て、本来の視聴者である
子どもたちではなく、その親が対象では?
と思える出演俳優陣の選択、あくまでも、架空の
存在で、かっこいい防衛チーム、そのメカであっ
た物が、実際の軍隊の組織、戦闘兵器群を
忠実に再現した物も現れ、
「そうじゃないだろ!」
と言いたくなります。
僕は、小学生の頃、毎日見ていたこれらの
番組に影響され、自分が考えたヒーローの絵を
ノートに描いていました。また、その主題歌も
作りました。
それに加え、中学に入ってからは、あらすじも
考えるようになりました。
それが、ある時、ウルトラシリーズに存在して
いたテーマを知って以来、
「ただ、怪獣、宇宙人を倒す」
という話、主題歌は、書けなくなりました。
今回ご紹介します曲は、僕が小5の時に放送
されていた作品で、オイルショックの影響もあり、
半年間で打ち切りになってしまい、ちゃんとした
結末の無いまま終了してしまった、残念な作品
です。
でも、この番組のエンディング曲は、歌詞、
メロディーとも、特筆される物だと考えています。
番組の内容が子どもの方向を向いていない
物は嫌いですが、この曲は、それとは異なる物
だと思います。オープニング主題歌の華やか、
かつ賑やかなエレキサウンドとは一変した、
優れた物です。当時、レコードを買いました。
もちろん、今でもきれいな状態であります。
番組の名は、「スーパーロボット マッハバロ
ン」です。