一人カラオケ行ったことある?
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歌うことは好きです。でも、カラオケは、
「キーが合わないと、どうしようもない」
との理由で、好きではありませんでした。
また、昔は、演歌やムード歌謡の曲しか無く、
その点でも嫌いでした。
時は流れ、今では、キーも自在に変えられます。
昔は、テープの速度を変化させていて、曲自体
のテンポも大幅に変わり、興醒めするくらいでした
が、現在は、その心配はありません。
でも、キーが変わると、曲の印象も変わって
しまいます。
例えば、「人間の証明のテーマ」ジョー山中。
この、サビの突き抜けるような高音部が、カラオケ
では、キーが下げられているため、台無しになって
います。
僕のカラオケ歴
19歳の夏、中学の同窓会で少ない選択肢の
中から、1曲を選び歌いました。
20歳を過ぎ、友人に強引に誘われたスナックで
「星降る街角」 敏いとうとハッピー&ブルー
「神田川」 かぐや姫を歌唱。
地区の集まりの流れからホテルのラウンジへ。
そこで、「モナリザの微笑」 (もう1曲忘れました)
ザ・タイガースを歌唱。
知人の結婚パーティーでも、ザ・タイガースを
1曲。
自慢になってしまって、気分を害されるかも
しれません。前もってお詫びします。
僕は、歌には、そこそこ自信がありました。高校
の音楽の先生に高評価を頂いたこともあります。
「声が良い」とも言われました。
(余談ですが、これは、小学生時代の、声変わ
り前にも言われたことがあります。)
それが、40代に入って数年、段々、「割れる」、
「かすれる」状態が増えてきます。
そして、次の大台を迎えた翌月、それまでと同じ
ように歌おうとすると、
「高音が出ない!」
何度が、同じように歌おうとしたものの、それは
変わりません。
「ああ、もう駄目だ」
半年ほど前には出せていた高音。加齢による
衰えを実感しました。以前は、もののけ姫など、
何の苦も無く歌えたのに・・・。高校時代、高い声を
出していて、友人に、
「ポリープになるぞ」
と言われ、少々控えたこともあったのですが・・・。
高音が出せなくなった分、逆に、低音域が広がり
それまで歌えなかった好きな曲も、そのキーで
歌えるようになりました。
それは良かったのですが、やはり、今まで出せて
いた声が出せなくなったのは悔しいです。
若い頃は、どうにか出せるのを含めれば、3オク
ターブと2つか3つ出せていました。現在は、そこ
までいかないでしょう。
なので、
「この声を、僕の声と思って欲しくない」
この理由から、人前では、歌いたくありません。
かと言って、1人でカラオケというのも、歌い終
わった後の部屋に漂う、祭りの後のような寂しい
空気を想像して、その気になれません。