参議院議員選挙が行われ、与党が過半数を
占めるという結果に終わりました。
ということは、彼らを選んだ人たちは、憲法を
改悪し、自衛隊を海外へ出し、殺し、殺される
状況に投げ込むことを認めた、許した、そして、
徴兵制にも賛成したことになります。それは、
肉親を戦場に差し出すことになります。
また、どんなに自分の生活が苦しくても、
大企業、己の懐を肥やす政治家の好き放題に
させることを許したことになります。
「いや、そんなつもりは、ない」
彼らは、そう答えるでしょう。でも、政権党には、
「国民に主権があるのがおかしい」
「平和主義を無くさないと自主憲法ではない」
「戦争は、霊魂の最高の浄化」
こういう連中が、うようよしているのです。
「知らなかった」
では、許されません。知ろうとしないことに、罪が
あるのです。
「誰がなっても同じ」
よく聞きますが、絶対、そんなことはありません。
こうまで、事実を隠ぺい、改竄、廃棄し、順法
意識の欠如した政治家が大勢いたことがあった
でしょうか?それでも、彼らを支持した人たちは、
一体、何を考えているのでしょうか?
また、投票率が、たった、48.80%。有権者の
半数以上が、投票に行かなかったのです。この
意識の低さと言ったら・・・
昔より、投票所がかなり減らされ、高齢者、
体の具合の悪い人は、意欲はあっても、行けな
かったということはあるでしょう。これも、民意を
できるだけ反映させないようにする、権力側の
企みかもしれません。
兎に角、「行けるのに行かなかった」人たちは、
政治に不満を漏らす権利も資格もありませんの
で、今後、そんな声を上げることは許されませ
ん。
市民のために熱心に活動してきた人を落とし、
我田引水政治を続け、これからも続ける人を
選んだ人たち、因果応報は、あなた方だけで
被ってください。こっちにかかってきても、迷惑
です。
NHK人形劇、「ひょっこりひょうたん島」が終了
したのは、政権批判が描かれた場面があった
からと聞いたことがあります。
その、「ひょっこりひょうたん島」が、何十年ぶり
かで、新作を放送した際、劇中、
「政治家の頭が良くなる薬」
というセリフがありました。
これも必要ですけど、僕は、
「有権者の頭が良くなる薬」
も必要で、該当する人たちに飲ませたいですが、
当人たちは、何故、そんな物を突き付けられる
か、理解さえできないでしょうが。