以前にも書きましたように、僕は、毎朝の
「大岡越前」の再放送がとっても楽しみで、
見るたびに、
「人間は、こうでなくっちゃ」
と感じ、また、毎回のように、涙が滲むのです。
ところが、この感動の合間に入るCM、これが、
この番組の対極に位置する物ばかりなのです、
当ブログで、度々強く非難している、健康食品
の類、そして、もう一つが、医療保険です。
ちょっと、文字にするのさえ恐ろしい病気に
かかった時のための物です。(この説明で、
お分かりいただけますでしょうか?)
「そんな時に安心」
と、これ以上ない、満面の笑みで、実に明るい声
で勧誘してきます。
でも、実際にその保険金が支払われる時は、
その本人、家族は、ものすごく不幸な、辛い
状態なのです。
それなのに。
「よく、そんな顔、声で喋れるな!」
と、不快に感じるのです。
このCMを制作した人は、保険会社の利益
だけを考え、患者側の存在は、どこにも無かった
のでは?とも思いますし、演じている人は、何も
深く考えず、ただ、指示通りにやっているのでしょ
うか?
このCMを了承した会社も、自身の利益追求
のみが頭にあったのでしょうか?
そじて、その画面には、大きく目を引く、
「優れた点」が表示され、下部に、
「誰に読ませるのだ?」
「誰が、読めるのだ?」
という位、小さな文字で、あれやこれや、書かれ
ています。
こういう、強く宣伝したい文字は大きく、
「表示していましたよ」
という言い訳として、ごく小さな文字を表示する、
そんな会社は、信用しないことです。
「笑顔で勧誘、鬼の取り立て」
と評される、各種ローン。それと同じく、各種保険
も、実に親切そうな態度で勧誘し、いざ、支払う
段階になると、難癖をつけるが如く、支払いを
渋るのです。
番組の正義との落差に、気が遠くなる程です。