昨日、帰宅するため車を走らせている途中、
山間の道を通っていると、台風の余波か、
風が強く、木々が揺れ、木の葉が舞っていま
した。
ここで、不意に、宮沢賢治の「風の又三郎」の
一節が浮かびました。
「どっどど どどうど どどうど どどう、
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいかりんもふきとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう」
小中学生時代の僕は、読書が一番の趣味
だったように思います。二番目が音楽鑑賞
だったと思います。
その中学生時代、図書室に、宮沢賢治童話
全集(岩崎書店刊)全12巻がありました。僕は、
それをすべて借りて読みました。本当に良い
作品ばかりでした。
高校生時代に1冊、社会人になり、もう1冊、
この全集の中の物を、購入しました。本当は、
全巻揃えたいのですが、店頭に置いてなく、
注文する事を後に後にと伸ばした結果、未だに
揃っていません。いつかは、本当に全巻揃え、
中学生時代以来の、全巻読了といきたいです。
今日は、仕事もお休み。久しぶりに、本棚の
童話全集に手を伸ばし、読んでみたくなりまし
た。