そろそろ、今年のセンバツ出場校が決定するという
先月、丁度1年前を思い出していました。
その頃は、小豆島高校の秋季県大会優勝、しかも
後に神宮大会で優勝する高松商を破っての結果に、
「これは決まりだろう」
と思いながらも、一抹の不安を抱いていました。
結果、見事に初出場!島民は大いに喜びました。
1年後の今年は、天と地の違いです。
さて、今年の出場校。実に懐かしい名前があります。
高知の中村高校。40年ぶりの出場です。部員12人の
田舎の公立校。「二十四の瞳」と呼ばれていました。
その3年前は、同じ四国、徳島の池田高校が、部員
11人で「さわやかイレブン」と呼ばれていたそうです。
僕が高校野球を見出したのは、その翌年からで、
その旋風を想像したものです。
中村高校は快進撃を続けます。当時、強打の鈴木
康友選手のいた強豪天理にも勝利。優勝への期待が
ますます強まります。
決勝戦も、強豪箕島。惜しくも敗れてしまいましたが、
選手たちの健闘は、見事でした。
箕島の東投手は、定時制の生徒でした。
「定時制の生徒が、どうして、全日制の野球部の大会
に出られるんだ!」
と、敗れた悔しさもあり、疑問でした。
この大会で流れた中村高の校歌。その後、一度も
聴いていませんが、歌詞、メロディー共に、今でも少し
憶えています。
尚、この大会、香川の丸亀商も、ベスト8だったと
思います。
当時は、中学1年3学期終了後の春休み。2年になり、
幼稚園、小学校を通じて、初めて行われるクラス替えが
不安で、
「あの子と一緒のクラスになりたいなあ」
と願っていました。
中村高校、期待しています!