僕の記憶に残っている、最初の漫画雑誌は、兄の
持っていた、小学館の学習雑誌です。
(学習雑誌を「漫画雑誌」と呼ぶのも変ですが・・・)
そこには、藤子不二雄「ウメ星デンカ」や、作者は
忘れましたが、プロレス漫画の「キングZ」、「ミラーマン」
などがありました。
ウメ星デンカがアニメ作品だったと知るのは、ずっと
ずっと後のことです。また、ミラーマンが放送された時、
「まんがのデザインの方がかっこいい」
と感じました。
他に、やはり、兄の「冒険王」があり、実写放送され、
既に数年経っている「魔神バンダー」がありました。
この魔神バンダーを夢中で読んでいる時、突然、
「NHKがクラスのみんなを撮るから来てほしい」
と、どこかのおじさんに言われました。
でも、このまんがを読むのを止めたくないため断り
ました。そのため、人数合わせで、近所の2学年上の
男の子が行きました。
後日、学校に1台だけあった図書室の白黒テレビで、
その番組を見ました。当然、僕は映っていません。
「何で急に言うんだ、もっと前に言ってくれていたら出て
いたのに」
と、悔しかったです。
以上は、すべて、小学1年生の頃のことです。
そして、2年生になり、兄が毎月、自分の学習雑誌を
買うのが羨ましくて、
「ぼくも、買いたい」
と母にねだって初めて買ってもらったのが、
「小学二年生6月号」でした。
ちょうど、「帰ってきたウルトラマン」の放送が始まった
年で、特撮や、アニメの記事、付録が華やかでした。
以後、最後の「小学六年生3月号」まで買い続け
ました。これが、まんがの大きな柱です。
他に、5年生か6年生の頃から、コミックスの
「巨人の星」を毎月1冊ずつで、全巻買い揃えました。
また、石森章太郎「サイボーグ009」は、009と
002が宇宙から落ちていく巻まで買いました。
他に、単発的に買った物も少しあります。いずれも
SF作品で、テレビ放送を見たためでした。
中学生の頃は、弟が「週刊少年チャンピオン」を
読み始め、僕も、それを読み、好きな作品がいくつも
ありました。
それで、水島新司「ドカベン」、飯森高一「レース鳩
0777(アラシ)」も買いました。
さらに、高校生になり、小学生時代に読んだ
懐かしい作品が本屋さんにあり、藤子不二雄
「みきおとミキオ」、弟の学習雑誌にあった「バケル
君」などを買いました。
大人になり、水木しげる「ゲゲゲの鬼太郎」、
「悪魔くん」なども買い揃えました。
みんな、今でも残っています。