毎日通る、道路沿いの写真館。いつも、大きな
写真を飾っています。
新婚さんの写真が多いです。(前撮りなので
しょう。)
「幸せそうだなア」
いつも、そう感じています。
今春は、小学校新入学の女の子を囲んだ
きょうだい3人の、制服姿の写真が飾られていました。
「みんなに見守られて育っていくんだろうなあ」
最近は、生まれてそんなに経っていない赤ちゃんの
写真が飾られています。
実家のアルバムに、赤ちゃんの頃の兄を抱いた、
若い母が、着物姿で写っています。
僕が高校時代より利用していたカメラ店。その内の
1店は、「〇〇写真館」と、「写真館」の名が付いて
いました。(店名は伏せておきます。)
その写真館のことを母に言いますと、先の写真を、
「ここで撮ってもらった」と言っていました。
僕が利用していた頃は、奥様がお1人でなさって
いました。
その店内、カウンターに、オリンパスのハーフサイズ
カメラ、「ペンEE]のシリーズが数台飾られていま
した。正面、レンズ周囲のセレン光電池(乾電池、
ボタン電池不要の仕組み)用の、受光部が印象的
です。
当時は、父の遺品の「キャノンデミ」は好きだった
ものの、他の昔のカメラには、あまり興味がなく、
普通に眺めるくらいでした。
なので、いつ頃の、なんというモデルか、今となって
は、確かめられません。目の前にあったのに、
惜しいことをしました。
その写真館も、今では、もう、ありません。
写真は、フィルムからデジタルへ。今では、実際に、
店舗に出向くことなく、ネット上のデータ移送のみで、
プリントができ、送られてくるそうです。これは、
デジタルでなければ、できません。
「街の写真館」には、いつまでも残っていてほしい
です。
僕は、「デジタルより、銀塩、フィルム写真が大好き
です!」