昨日、朝、3歳くらいの女の子と母親を見ました。
しっかりと手をつないで歩いていました。女の子が
歩くたび、「キュッ、キュッ」と靴が鳴ります。
それで思い出しました。僕も、幼い頃、同じように、
歩くたび、「キュッ、キュッ」と鳴る靴が好きで履いて
いました。今でも、変わらず、こういう靴はあるんで
すね。
実家に居た頃、もう、大人になってから、兄弟
3人のうち、誰が履いていたのかわかりませんが、
マグマ大使の絵が描かれた靴が出てきました。
白くて、小さい、小さいかわいい靴。
「僕も、こんなかわいい時代があったんだなあ」
と、懐かしかったです。母も、そんな、僕たちの
事を思い出していたのでしょう。長い間、いつも
見える場所に置かれていました。
普段、何も考えていなくても、こういう、「物」を
見た時、一瞬で遠い昔の事が、鮮やかに甦る事が
あります。それは、いつも優しく、幸せな気分に
させてくれます。