哀悼、水木しげるさん | 瞳 まもるのブログ

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  ホームページのニュースの項目欄に「水木しげる


 さん、都内の病院・・・」とありました。


  「どうなさったんだろう、容体は?」


 と気になり、続きを読もうと、クリック、そこに書かれて


 いたのは、残念な結果でした。


  僕と水木しげるさんの関係と言えば、小2の頃、


 「ゲゲゲの鬼太郎」(第2シリーズ)が放送され、毎週


 見ていた事です。楽しい以上に怖く、これは、中学に


 入っても続きました。また、当時の水泳の授業用品を


 入れる袋は、「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターが


 描かれた半透明のビニール製の物でした。夏休み


 には、「河童の三平」も放送されていました。


  その後、鬼太郎のコミックスも買い揃えました。


 「悪魔くん」も買いました。


 色々な物まねのレパートリーの中で、最も数多くやり


 また、自信もあったのが、目玉親父でした。


 NHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」も欠かさず


 見ました。


  その夫婦役の俳優お二人も追悼コメントを寄せて


 います。



  その、水木しげる役を演じた人気俳優、あの百田


 某原作の「永遠のゼロ」に出演、賛辞を贈っています。


  でも、この作者の思想は根本的に間違っています。


 それに、下劣な表現を多用しています。つまり、


 水木しげるさんを演じても、水木さんの事は、何も


 解っていなかったのです。戦争で筆舌に尽くしがたい


 体験をなさった水木しげるさんの事を!


  戦争を描いた水木作品を読めば、とても、あんな


 感想は出る訳がありません。


  「ゲゲゲの鬼太郎」の漫画には、当時の佐藤栄作


 首相が時々出ます。安倍首相の叔父です。


 水木さんは、今の世相をどんな風に描きたかったの


 でしょう。


  飄々とした風情、その裏には激しい信念。


 水木しげるさんは、実に素晴らしい人でした。


 心より、ご冥福をお祈り申し上げます。