ごめんなさい、レモンさん。 | 瞳 まもるのブログ

瞳 まもるのブログ

ブログの説明を入力します。

  鉢植えのレモンが、とうとう枯れてしまいました。


 このレモン、ここで暮らし始めた時、


  「野鳥や、いろんな昆虫たちを呼びたい」


  「綺麗な花を眺めていたい」


 と、庭に数々の花木、果樹を植え、草花の種を


 蒔き、苗を植えていった、その初めの方に、


  「コーラや、紅茶に入れたい」


 と植えた物です。


  店頭のレモン、表示されているあまりに多過ぎる


 農薬成分を見て、


  「これでは、とても使えない」


 と、自分で育てた、これ以上ない安全な物を使い


 たいと思ったからです。


  毎年、アゲハ蝶が、よく産卵します。もちろん、


 農薬、殺虫剤は一切使わず、数が多くなると、


 1匹ずつ、手で取って、庭の温州ミカンや、後に


 大きく育った実生の柑橘類に移していました。


 但し、小さな、鳥の糞のような状態の時(例えが


 変でごめんなさい)で、大きく、緑色になってから


 は、怖くて触れません。


  その勢いはすごく、葉っぱがたくさんあっても、


 やがて、殆ど枝だけになってしまいます。


  そんな中でも、一度、小さな実を2個ほど付けた


 年があります。その時は、とても嬉しかったです。


 早速、コーラ、紅茶に入れました。初めての自家製


 レモン入りコーラ、レモンティー。おいしかったです。


 喫茶店で飲んでいるような感じもしました。


  でも、それも、この年だけ。毎年、花はいくつも付き、


 その後、結実していくのですが、蟻がたくさんやって


 来て、落としてしまうのです。


  このレモンの苗は、根巻き苗でした。買った時は、


 こちらしか無かったと思います。その後、実が付いた


 ポット苗をよく見る事になります。


  「ポット苗だったら、実の付き方が少しは違った


   かな?」


 と思う事もしばしばでした。


  今年、つる性植物が巻き付き、それに引っ張られた


 のか、斜めに。やがて、葉の色が薄くなり、とうとう、


 「枯れた」と判断する状態になりました。


  もっと早く対処していれば、違った結果だったかも


 しれません。


  一年だけしか実をちゃんと実らせる事ができないまま、


 こんな結果になってしまい、


  「レモンさん、本当にごめんなさい」


 と、心の中で、いつも謝っています。