時々、記事にしている、田んぼをぶっ潰し、丘を
削って新高校のための用地の基礎工事を行って
いる場所。
昨日(10日)、フェンスに「起工式」の看板が。
中のテントに紅白の幕が張られ、隙間から、参加者の
足下が覗いていました。
でも、僕にとっては、紅白の幕の気持ちではありま
せん。反対の色の気持ちです。(はっきりは書きません
がおわかりいただけるでしょう。)
道路の大分下にあった田んぼ。もう、すっかり、同じ
高さになり、整地され、だだっ広く見えます。
最近は、その近くの丘も新しく、たくさんの木々が
伐採され、削られ、
「ここまで削るのか」と、怒りも湧いてきます。
住民の意思、通学生徒の交通事情も無視され、
全てはお金の都合、それを基にした「適正規模」の
名の下、工事は後戻りをすることなく、ひたすら突き
進みます。
母校の前を通るたび、やがて来る「その日」を思い、
切なくなります。