忘れてはならないこと | 瞳 まもるのブログ

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  この度の報道によると、ヒロシマ、ナガサキに


 いつ原爆が投下されたか知らない人が70%


 にも上るそうだ。


  「訊いた相手が悪かった」では済まされない、


 危険な数字。そして、特に平和教育に力が


 込められているはずの広島、長崎両市において


 も、半数がそうであると。


  時刻が正確でなくても、せめて何月何日にあった


 か、これくらいは知っていて欲しい、知っておくべき


 である。


  「日本がアメリカと戦争した」これさえ知らない人が


 いると聞いて、あきれるやら、びっくりするやらだった


 年から、何年経った事だろう。


  軍拡、軍国主義を目指す人たちは、日本がかつて


 世界各地で行った悪行、それを知り、総括、反省した


 上で、より平和な世の中を築こうとする、当然の事が


 余程都合が悪いらしく、やれ、「事実無根だ!」、


 「自虐史観だ!」と、攻撃、「教え子を二度と戦場に


 送らない」ための教育を行う事さえ認めない。偏見、


 国家史観、まさに、戦前と同じ事を教え込もうと、


 彼らの息のかかった委員まで送り込み、恐ろしい


 教科書を採用するよう圧力を加え、採択まで持って


 いっている。しかも、その数が増えている。


  代表される2社の教科書の内容を見る機会があった。


 政権党べったり、その翼賛ぶり、「ススメ、ススメ、


 ヘイタイ ススメ」の記載さえ想像させる、恐ろしい


 内容だった。


  彼らは、そうやって、子どもたちを洗脳し、「立派な


 兵隊」にさせたいのだろう。しかし、その中に、彼らの


 肉親が含まれる事になる、そこまで想像できないようだ。


  未だに放射能を垂れ流し続け、被害を増大させ続けて


 いる福島の原発事故。それを、「完全にブロック」、


 「アンダーコントロール」と言い、再稼動に力を込める


 政治家たちが、(決してあってはならないが)日本が


 戦争に巻き込まれ、或いは起こす。集団的自衛権行使


 で、自衛隊員に死傷者が出ても、責任を取らないことは、


 簡単に予想できる。


   そのうち、「3月11日」に、何が起きたか答えられない


 人も増えるのだろう。「8月15日」が何の日か知らない人


 のように。「12月8日」はなおさら。


  事実を忘れず、肝に銘じながら生きていないと、いざ、


 悪の手先が事を仕掛けても、間に合わなくなる。


  気をつけよう!