５月１５日は、沖縄が日本に復帰した日です。この
沖縄を置き去りにしたサンフランシスコ講和条約が
発効した日を「主権回復の日」として大々的に祝った
事が記憶に新しいです。
薩摩藩の侵略、明治政府の琉球処分により、沖縄
県になり、そして、本土の捨石にされ、壮絶な悲劇に
巻き込まれた沖縄。
住民たちの熱望する「祖国復帰」は、「日本国憲法
第９条、戦争放棄の憲法のある日本への復帰」だった
のです。
然るに、「核抜き、本土並み」どころか、核の持込は
政府が否定しても、明らかな事。日本の米軍基地の
大部分が沖縄にあるまま。これでは、未だに植民地
です。
現在も、住民を無視、「粛々と」アメリカの気に入られ
ようと、暴力を用い、住民の反対運動を圧殺する政府。
そして、平和憲法を国民を縛り付ける物に変えようと
策動。
そして、１５日の前日には、安倍首相の念願「戦争が
したい！」に向けての「戦争法案閣議決定」をぶち上げ
ました。
「積極的平和主義」、「平和安全法制」など、実態と
正反対の言葉で装った考え。日本国民は、首相により、
アメリカへの生贄にされてしまっているのです。
そして、首相は敬愛する祖父、岸信介と同じ、Ａ級戦犯
への道をまた一歩進んだのです。
選挙で、彼らに大きな力を与えてしまった有権者。子孫
から問い詰められた時、どう言い訳をするつもりでしょう。
許してはなりません！止めなくてはなりません！
殺人国家になどなってはなりません！先の戦争で犠牲
になった人々に顔向けできないようになる事は絶対阻止
しましょう！