連日の雨、風に、健気に耐えていた桜も、一部を
残し、葉桜へと姿を変えています。こんな天候続き
も珍しいと思います。小学校の桜も、花を散らし、
フェンス横の路上は、もう絨毯のようです。
ひらひらと舞い散る桜。その花びらの1枚、1枚
に魂が宿っていて、「さようなら、さようなら」と言い
ながら目の前を静かに落ちていくようで、ぐっときま
す。
まだ、花が残る中に見える若葉。この光景も爽や
かで美しいです。そして、しばらくすると、もう花の
存在を忘れるかのように、葉は茂り、他の街路樹と
同じ存在に埋もれていってしまいます。散った花は、
残った木の成長を微笑ましく見守っているかな、
なんて想像します。
桜さん、美しい姿、思い出をありがとうございます。
また、来年までお互い、元気でいましょうね。
「子離れをするかの如く桜散る」 まもる