原爆写真展に行ってきました。原水爆禁止世界大会
ナガサキに参加した時、資料館でしっかり目に、心に
刻みました。ヒロシマでは未だに行けていません。
小豆島で、この種の展示が行われるのは、僕が知る
限り初めてです。なかなか、こういう機会はありません。
ぜひ、大勢の皆さんに見て欲しいです。
生々しい、真っ黒焦げの親子、あの、「焼き場の少年」
の写真、被爆者の、強い強い訴えの絵。
きな臭さを感じているうちに、気がつくと、既に戦争の
入り口の扉を開けてしまっていたとさえ言える現在。
「二十四の瞳」で壺井栄が訴えた平和。地元の皆で
それを食い止めなければなりません。
また、原子力発電についても展示されていました。
核兵器転用可能な物質製造が、本来の目的では?
と思えるこの発電方式。トイレ無きマンションの解決
方法は、例え原発を廃止しても、子孫にあまりに長い
恐怖と迷惑を与え続けるのです。
戦争の悲惨さを忘れ、ついこの間の原発事故、その
ためあまりに多くの人々の命、健康、安心できる生活
を奪い続けている事さえも忘れ、或いは最初から頭の
中に無い人たちが権力を握っている恐ろしさ、また、
この両者が重なるという事実。
来週は隣町でも行われるそうです。皆さん、自分の
目で、直に触れて、平和への思いを一層強くし、安心
して暮らせる、安全で平和な世の中にする一歩を
踏み出しましょう。