先日のウグイスの初鳴き以来、日を追ってその声が
大きく、ちゃんと整ってきています。長く、姿、匂いで
楽しませてくれた庭のスイセンも、そろそろその時季を
終えようとしています。山、畑などでは、梅、スモモなど
が、開花を控えています。
さて、そのウグイスですが、
「鳴いて恋する鶯よりも、鳴かぬ蛍が身を焦がす」
こんな言葉があります。七・七・七・五なので、都都逸
でしょうか。う~ん、沁みますね。
ナンパ、合コン、近頃では、出会い系サイトまであり、
気軽に異性と知り合う機会が増えています。でも、
その結果起こる悲劇もまた、同様に増えています。
空手形のように彼ら、彼女らが軽い気持ちで発する
「好き」、「惚れた」などの言葉、態度に、密度の濃さ
は窺えません。
「秘すれば華」、「募る想い」。僕は、鶯よりも、蛍で
いたいです。