あけまして おめでとうございます。本年もどうぞ
よろしくお願い申し上げます。
昨年は、いろんな記念日の思い出を綴って参り
ました。新年の最初の記事も同様に、「お正月の
思い出」と題して進めて参ります。
大晦日、NHK紅白歌合戦、除夜の鐘を聴きながら
同じくNHKの行く年 来る年を見終え、就寝。(幼い
頃はその前に眠っていましたが)そして元旦、目を
覚ますと、テレビはお笑い番組を映していました。
そして、お雑煮を食べます。我が家は白味噌の丸餅
です。僕が野菜嫌いなので、野菜は少しだけしか入っ
ていませんでした。一緒に、昆布巻、黒豆、田づくり
なども食べました。小豆島は香川県にありますので、
もう、有名だとは思いますが、餡入り餅のお雑煮も
食べた事があります。尚、しばらくお雑煮が嫌いに
なり、離れていて、焼いた餅だけを食べていた時期も
ありますが、やがて、また帰ってきました。
近所の業者さんが、つきたての餅を届けてくれ、神
棚、仏壇にお供えした後、軟らかいうちにそのまま
醤油をつけて食べるのも好きでした。(小豆島は、
醤油、佃煮の産地でもあります。)
ちょっと話が前後しました。お正月のテレビ番組で
憶えているのは、芸能人夫婦が出演、「箱の中身は
何だろな」などのゲームをしていくものです。でも、
やがてなくなりました。
ほかに、毎年、「まんが日本昔ばなし」、「カリキュラ
マシーン」、「お笑いマンガ道場」のそれぞれのお正月
特集を見るのが楽しみでした。特に、「まんが日本
昔ばなし」は、お正月にふさわしい内容のもので、
「良いなあ」と感じていました。
でも、どの番組も、「あれ、今年は放送が無いなあ」
と思っていると、その年度で番組自体が終了してしま
い、とても残念でした。
あと、新年最初の各ニュースでアナウンサーが、
「あけまして おめでとうございます。」と言うのを
聞くのも好きです。
遊びでは、近所のお店で買った凧揚げ、独楽回し、
福笑い、かるた取りもしてきました。(小学校高学年
では、「ゲイラ・カイト」という洋凧が発売されました。)
今では、子どもの数も減り、近所のお店も無くなり、
凧揚げを見かける事もなくなりました。
昨年末の記事にも書きましたが、クリスマス前の
おもちゃ屋さんの折り込み広告に載っていた中から
欲しい物一つを選び、お正月、弟と一緒に買ってもら
いました。お年玉をもらう事はあまり無く、直接買って
もらいました。
(子どもの頃の思い出は良いですねえ。思い出す
たび懐かしく、幸せな気分になれます。)
昔は、お正月は、「静か」だったと思います。親子で
日本らしさをのんびり味わう感じでした。それが近年、
商業社会は実利を狙い、元日から営業を始める所
が一つ出ると、「右へ倣え」で、次々、その数が増え
ていきました。当然、従業員が出勤するわけで、その
家族の団欒は奪われてしまいます。
僕も同じで、いつもと同じ夜勤。何か、「本当に、お
正月はきたのかなあ?」と思ってしまうのです。
勤務明け、車に乗っていても、以前のように、フロン
トマスクに注連飾りを付けている車も殆ど無く、少し
寂しいです。
昔、「小さなスーパーマン ガンバロン」だったと思い
ますが、宇宙人が、日本人の元気さに着目、「正月
パワーだ」と言って、何か、狙っていたような記憶が
あります。
「正月パワー」。世間の様相はいささか変わりました
が、それでも、やはり、お正月は、日本らしさが残って
います。お餅を食べ、おせち料理を食べ、僕も「正月
パワー」を蓄え、今年も頑張るぞ!