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パチンコ人材紹介奮戦記

もうすぐ40歳の中年エージェントが日々奮戦している有様をお届けします。

大きな紹介会社では、営業担当と、求職者担当が分業されていますが、私は小さな組織にいました(います)ので、営業も求職者も両方担当する、いわゆる「一気通貫」のスタイルで紹介を行っています。


今日は、いまから数年前、ある企業に新規営業で訪問した際の出来事を書きます。



その企業は地方にある中堅企業です。


先方の窓口は人事部長と名乗る方でした。終始横柄な電話対応でしたが気にせず電話打ち合わせ。


その人事部長曰く、


人事部長 : 社長も同席するから、心して来社してほしい。とりあえず何人かの履歴書も持ってきてください。


私 : では、当て外れな人材をお持ちしても仕方がないので、ある程度の待遇や採用したい人の人物像等を教えて頂けますか?


人事部長 : それはウチが決めることだ!あなたは人を連れて来ればいいんだよ!


私 : 承知しました。弊社としては個人情報の機密性を守らなければなりませんので、お出しできる情報は限られます。よろしいですか?


人事部長 : なんだかよくわからないけどいいや。とりあえず来てください。(ガチャ。)


なんだかいやな予感・・・

で、後日訪問したところ、とんでもない席になっていました。

(もちろん、履歴書の類は持参しませんでした)


・アポイントの時間に訪問しましたが、受付で30分も待たされる・・


・営業会議のような場で先方参加者10名ほど。紹介会社数社でのプレゼン合戦を仕組んでいた・・・


・そのプレゼンを録音、録画している。(もちろん無断でした)


・社長らしき人は名刺も出さず、ソファーの上で胡坐をかき、鼻をホジホジしながらふんぞり返っているという態度。なぜかケンカごし。


・「打ち合わせ」「プレゼン」でもなく、紹介会社をこんこんと問い詰めるようなスタンス。


他にも細かい点で非礼を感じ、マナーが悪い企業でした。

さすがに頭にきましたが、怒ってもしょうがないので、一通りの説明を行い帰りました。



後日、件の人事部長より連絡。


人事部長 : この間来てもらった業者連中の中で、お前の会社に求人を出すことに決めた。だから安くしろ!


私 : まずは、ご依頼を頂きありがとうございます。しかし、弊社はお値引は出来かねます。また、求人の内容や背景等についても詳しくお話をお聞かせいただき、求人票をご提出頂けなければ人材のご紹介はできません。ご協力いただけますか?


人事部長 : 業者の分際でなに行ってるんだ!いいから安くしろ!誰でもいいから人連れてこい!


私 : 弊社はお取引させていただく企業様を選びます。そういう事であればこの度のお取引はできそうにありません。


人事部長 : なにーっ (ガチャ!)


のちに、その会社を退社したという人材(求職者)何名かと面談をしたことがあります。

やはり、私が感じた印象通りの会社のようでした。


まあ、10年も人材紹介をやっていると色んな場面に出くわします・・・


3日ほど更新できておりませんでした。大変申し訳ありませんでした。


さて、シリーズになっていました「私流の人材紹介の流れ」ですが、今回が最後になる四番目、「入社以後」です。

このブログが終わるわけではありませんので、明日以降もよろしくお願いします。


【入社】

さて、ここまでしっかりとした準備をし、面接・選考において適正な評価を得ることができ、無事内定・入社までこぎつけることが出来ました。


通常の紹介会社であれば、入社をもって一段落ですが、私の場合、入社後にパワーをかけて対応しております。


要点としては、


①「慣れる」「見る」時期と「個を出す」タイミングを計る


②会社から求められる仕事内容等、実務レベルでのアドバイス


大きくは、この二点となります。

では、それぞれをご説明いたします。


【①「慣れる」「見る」時期と「個を出す」タイミングを計る】

これで失敗する人は結構多いです。

だれでも入社時はモチベーションが高く、一所懸命に仕事をこなそうとするばかりに、周りの社員から孤立するパターンです。


ちなみに、周りの社員は、人材紹介で入社してきた人材をどう見ているかというと、


・高い採用費で採用したやつだから、仕事できるんだろ!


・期待されて入社してきている。追い越されるかもしれない。


・とりあえずどんな奴かわからん。様子見。


このように概ねネガティブな先入観を持っている場合があります。

そのような状況において、最初からガツガツと仕事を進めた場合、周りから不平や不満が出る場合が多々あります。

ここをないがしろにすると、最悪の場合、周囲からつぶされます。


ですので、入社後しばらくの間は、組織に馴染んで、周りの社員と協調を図りながら信頼関係を作っていくことに専念した方が良いでしょう。

私の場合、そのような状況を把握しながら適宜訪問し、フォローを行っていきます。


【②会社から求められる仕事内容等、実務レベルでのアドバイス】

入社して数か月も経ち、上記①の段階が過ぎれば、会社からは成果を強く求められます。

仕事の内容や求められる成果については、面接の段階でコミットできているはずですが、入社後数か月も経つと、日々の業務に追われ、忘れてしまっている事があります。


・自分は何のために採用されたのか?


・会社が期待していること(プロセス・成果)は何か?


・自分が成長し、より良い人材になるために、できることは何か?


このあたりの事を中心にアドバイスを行っていきます。


また、不安や悩みも出始めるころだと思います。

会社や上司には打ち明けられないことも、外部の私には相談しやすいようで、いろんなお悩みを打ち明けられます。


このようなことを行いながら、組織に馴染み、成果を上げ、会社の業績を上げていく人材になっていくお手伝いをしております。

前回書いたことまでで、求人企業にエントリーし、選考に挑むため、しっかりとした準備が重要であり、そのポイントまでを網羅いたしました。


今回はいよいよ面接です。


【面接】

この段階までに、必要な準備はしっかりと行っていますので、基本的には「やるだけ」です。

ちなみに、面接の回数ですが、殆どの企業で2回(1次:人事 2次:役員・社長)あります。


もちろん、面接を受けるうえでの基本的な事(礼儀・挨拶・はきはき話す)はありますが、私の場合、テクニカルなことは、一切指示しません。


理由としては、


・準備万端なはずなので、準備したことを発揮するだけ。


・素の自分を出し、適正かつしっかりとした評価をしてもらうため


です。

なので、自然体で臨んでいただいた方がよいでしょう。


ちなみに、私の場合、可能な限り面接には同席させてもらっています。

これにもいくつか理由があります。


・面接の内容と、面接後の企業側評価を対比させることにより、本人の長所・短所をさらに明確にする


・多少のフォロー


フォローについては、あまりやりすぎないようにしています。

やりすぎてしまうと逆にご本人のありのままの姿が見えにくくなります。


【内定】

無事に一連の選考課程も終われば合否決定となります。

かりに、内定が出た場合ですが、必ず求人企業側から押印済みの文書で内定条件を頂いています。

これは、双方の勘違い防止のうえで、とても重要な事です。

また、法律で定められていることでもあります。


内定が出ましたら、よく考えてください。

必ずお受けしなければいけないわけではありませんので、


「この会社に入社したいか?」


「自分にとって良いフィールドなのか」


などなど、しっかりと検討しましょう。


さて、本日まで3回にわたり書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?

ちゃんとした選考を受け、適正な評価を得るためには、準備をしっかりとすることが必要であるということがお分かり頂けたと思います。


さて、次回は、入社後~数か月の段階について書いていきます。





昨日の続きです。


本日は、企業エントリーから企業面接までにやることを書いていきます。

※エントリーに必要となる履歴書・職務経歴書作成の考え方は過去の記事内に明記していますので省略します。


【エントリー】

私の場合、基本的に求人企業へメールでレジュメをお送りしないようにしています。

可能な限り、求人企業の人事責任者もしくは経営者にアポイントを取り、お預かりしたレジュメを持ち込んでいます。


その理由ですが、


・人柄等、レジュメでは伝わりきらない情報を企業に伝えることができる。


・レジュメだけでは不明な項目等の質問を企業側から受けることにより、書類選考の精度を上げてもらう。


・面接に進んだ際に出てくるであろう質問や見られるポイントを把握しておく。


といったことを狙っています。

エージェントによっては、同じことを狙って推薦状を書くことが一般的ですが、やはり人事担当者と顔を合わせて推薦するほうが伝わり易いと思っています。


ちなみに、書類選考通過率は高い方だと思っています。


【面接までにやること】

書類選考が通りましたら、面接日までただ待っているだけではだめです。

では、何をやるか(準備するか)ですが、


・レジュメ持込み時に企業側から出た質問や疑問点を整理し、面接時の対策をしておく。


・企業研究(過去の記事を参考にしてください)


この段階はかなり重要です。


つまり、万全の体制で面接に挑むための準備ですが、これは、「内定を取るため」の準備ではなく、「面接時にありのままの自分を見てもらう」「動機を高める」ための準備です。


ほとんどの求職者さんは、面接に慣れていませんので、しっかりと準備をしておくことにより、面接時の緊張緩和にもつながり、落ち着いて素の自分を出せるようになってきます。



では次回は、「面接~内定」までを書きます。


こうご期待。



人材紹介って、パチンコ業界での就職・転職において、かなり一般的になっていますね。


過去にご利用になって転職された方も多いと思います。


ところが、この人材紹介のやり方って、紹介会社によって微妙に違うってご存知でしたか?


なので、今回からは私流の人材紹介の流れを書いてみます。


ちょっとボリュームが出そうですので、もったいつけるようですが数回に分けます。

ご了承ください。



【ご面談】


まずは、転職を希望されている求職者さんとご面談します。

もちろん、履歴書と職務経歴書をご用意いただきます。

この面談の目的は、


・いままでのご経歴の確認

・スキルの確認

・入社、退社の経緯・動機

・どのような思考・志向か見極める

・レジュメの添削指導

・転職活動の方向性を決める

・希望事項の確認


このように初回のご面談は盛りだくさんの項目があります。

上記のような項目について、じっくりと2時間程度、お話をお聞かせいただきます。


この面談のゴールとしては、


①スキルを棚卸


②ご自身の強み・弱みを明確にする


③「やりたいこと」と「できること」のギャップに対する改善策を出す。


④上記①~③を踏まえ、エントリーする企業を選んでいく


ちなみに、何らかの事情があり、1度にお伺いできない場合には、複数回のご面談をさせて頂いております。

要は、このご面談で自分を客観視して頂いたうえで、私と一緒に「どう動いていくか」を導いていくようなイメージでお考えいただければわかりやすいと思います。


では、次回は具体的にどう動いていくかを書きます。