パチンコ人材紹介奮戦記

パチンコ人材紹介奮戦記

もうすぐ40歳の中年エージェントが日々奮戦している有様をお届けします。

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1か月以上も更新しておりませんでした。

楽しみにしていた方々には、お詫び申し上げます。


さて久々の更新、何を書こうかと考えていましたが、たまには恥ずかしい話でも書いてみます。


数年前の出来事でした。

ある朝、紹介した人材が入社したばかりの企業の営業部長より電話がありました。


部長:「あの~先日入社した〇〇さんが、出社してこないんです・・・」


人材業界を生業にする者にとって、恐怖の電話です。

いや~な予感がしました。

その出社していない人材は寮に入っていたため・・・


私:「シフトの勘違いかもしれませんので、一応、寮を見てきていただけませんか?」


そして数分後、部長より再度電話。やはりの事態でした。


部長:「寮はもぬけの殻でした。これ、夜逃げですよね・・・!」



その後、先方の部長とのやり取りはご想像にお任せしますが、人材エージェントである私としては、なぜこのような事態になってしまったのかをしっかり追求し、企業様と共有しながら改善策の提案も重要な業務になってきますので、件の人材の実家まで行き、本人としっかりと話をする事としました。


そして、関東地方の郊外にある本人実家の最寄駅へ到着。

都心から遠い事もあり、夜になってしまいました。


しかも、かなり入り組んだ住宅街であったため、迷いながら真っ暗な住宅街を1時間ちかくウロウロしていたところ・・前からパトカーが来ました。

で、降りてきた警察官に声をかけられました・・あれ、職務質問?確かにオレ怪しいよな。


警察官:「こんばんわ~、道にでも迷ってるんですか?」(まずは柔らかく声かけるのね)


私:「ちょっと事情がありまして、あるお宅を探しているんですが、道に迷っています」


ちなみに、人材紹介のエージェントには守秘義務がありますので、名前や住所は他人には話せないんです。

なので、警察官にもこのような怪しい回答しかできません。

さあ、いよいよ私を怪しいと思ったんですかね、警察官の口調が強くなってきました。


警察官:「ご近所の住民から、見慣れない男が徘徊していると通報が入っています。おたく何やってるの?」


警察官:「カバンの中みせて」


さすがにもめそうでしたので、名刺と身分証明書、カバンの中を見せながら、事情を説明したところ、理解してもらうことができました。



私:「ちなみに、これって、職務質問ですか?やっぱり怪しいですよね」


警察官:「まあね・・怪しいよ。最近空き巣も増えてるから住民も神経質でね」


警察官:「あなたも仕事とはいえ大変だね。」


そんなこともありましたが、無事に目的の実家までたどり着くことが出来ました。

本人ともしっかりと話をすることが出来、紹介した企業様とも円満に解決することが出来ました。


まあ、10年もこの仕事をやっていると、こんなこともあります。





どの企業にエントリーする場合でも必ず、履歴書・職務経歴書等のレジュメの提出が必要になります。


ほとんどの方は、履歴書と職務経歴書をエクセルやワードで作ったものをご提出されますが、最近の傾向(企業側の要望)として、レジュメに一工夫することが重要になってきています。


特に、職務経歴書や、その他の参考資料の工夫が重要なようです。


このような時流の背景として、

「面接は応募者のプレゼンの場である」

という認識があるため、それに沿った資料の作成が求められているようです。


【職務経歴書】

人事担当者は一般的な職務経歴書は見飽きています。

また、エクセルやワードでただ時系列に職歴を並べているものでは、応募者自身の人柄や思考、実績等が全く伝わりません。


私が過去に転職支援したある方は、パワーポイントで提案書のように職務経歴書を作成してきた方がいました。


内容は、所属した会社の基本データや社風、自分の役割、成功・失敗事例とその背景、今後チャレンジしたいこと、その理由等が写真やグラフ、絵を盛り込んで作成されていました。

非常にわかりやすく、人柄も伝わる良い職務経歴書でした。


【その他資料】

パチンコ業界という性質上、限られた資料やデータしか開示できないと思いますが、履歴書・職務経歴書以外の添付資料も必要になってきています。


具体的には、企業研究(過去記事参照ください)の過程で得た情報をもとに、

「自分だったらこうやりたい」

などの思いを、その根拠・具体性を網羅し、まとめた資料なんかが作りやすいと思います。


注意点として、駄目だしや批判等ではなく、未来に向かった思いをまとめること。

その方が断然受けは良いです。

また、ロジカルに考えすぎて理屈っぽくなってもよくありません。


大事なのは、「入社にかける熱意」が伝わること。


実は、これが一番大事なのかもしれません。


これから転職活動を始めようと思っている方は頑張って作ってみてはいかがでしょうか?






転職は、ご自身にとっても一大事ですが、同じようにご家族にとっても、特に奥様にとっても一大事です。


たまにあるのが、

「せっかく内定を頂きましたが、カミさんの反対は強いので、辞退させて下さい」

とういもの。


個々の事例は書きませんが、ある一定の法則があるように思っています。


まず、ご主人(転職希望者)の方ですが、


・この業界で働いていく以上、転勤や引っ越しは仕方がない。

・自分が発揮できて、社風や経営方針に共感できれば、勤務地は問わない。

・会社の大小は関係ない。

・給与は入社して働き始めてから頑張ってあげていくもの。内定時の年収ダウンは仕方がない。


概ね、このようなお考えで転職活動をされています。


それに対し、奥様の方は・・・


・住み慣れた町を離れたくない。引っ越しはいやだ。

・なるべく大きな会社に転職してほしい。経済的に安定したい。

・旦那の転職によって生活水準が下がるのはいやだ。(年収UPを希望)


このようにだいぶ温度差があります。


さすがにご夫婦のお話合いに口を出すわけにはいかないので、この点ばかりは、


「よく奥様と話し合って理解を得るようにしてください。」


としか言えません・・・


ご結婚されている方にとって、転職は自分だけの事ではありませんので、ご家族ともよく話し合って、方向性を定めておくことはとても大事なことです。



2週間ほど更新できておりませんでした。

本業の人材紹介が多忙続きで、ブログはおろそかになってしまいました。


楽しみにされていた皆様にはお詫びのしようもありません。


大変申し訳ありませんでした。



さて、今回は、表題にもありますように、パチンコ業界から異業種への転職について書いていきます。


なぜ、今回このネタを書こうと思いついたかですが、皆様ご存じのとおり、わがパチンコ業界は不況の波にさらされています。

単純に考えても、数年前と比較し、全国の店舗数(つまり職場)は3分の2まで落ち込んできています。


このような外的要因もありますので、パチンコ業界は「人余り」の状態です。


このような状態ですから、転職しようとしても「なかなか決まらない」ということが起こってきます。


なので、転職希望の方の中には、パチンコ業界に見切りをつけて、異業種に飛び込もうとする方が増えてきます。


私の個人的な意見としては、

「冷静に考えましょう」

「ただの逃げではないですか?」


と、思っています。


まず、異業種に転職するということは、未経験者になるということです。


・年下の同僚や上司が出てきますので、自分のプライドを捨てていかなければなりません。

・歳をとっている分、同僚の何倍も頑張って成果を出し続けなければなりません。

・自分自身の成長速度も上げていく必要があるでしょう。


この3点は、採用する企業にとっては、そのまま「採用するリスク」になりますので、内定が出る確率は低くなります。


もっとわかりやすく言うと、

「同じ未経験者を採用するならば若いほうが良い」

ということになります。


ですので、ただP業界から逃げたいという事であれば、異業種への転職はさらに大きなリスクになるということ。


ちなみに私が過去に見た異業種へ転職した方の転職先業種(職種)ですが、


・ドライバー系(トラック、タクシー等)

過去に大型免許を取得されている方々が行くケースが多いようです。

但し、かなりの重労働ですので、その辺の覚悟は必要でしょう。


・営業系(完全歩合や、新規飛込み営業主体の厳しい営業職)

売る商品としては、害虫駆除や住宅リフォーム、通信回線等が多いようです。

営業職としても、過酷なジャンルになります。

また、歩合率が高い(基本給が低い)ので、ガンガン売れば大きな収入を得られますが、売れなければ手取り10万以下ということもざらにあります。


このように、異業種への転職は大きなリスクを背負うことになるとしっかり認識しましょう。

ですので、安易にP業界に見切りをつける前に、異業種で働く覚悟をもってチャレンジしてください。



昨日からの続きです。


転職先の社長からのプレッシャーに耐えられず、なんと夜逃げしてしまったOさん・・・


連絡がつかないかも・・と、ドキドキで電話してみると、出て頂けました!


私 : 「Oさん!連絡がついてよかったです。なにがあったんですか?」


Oさん : 「このようなことになって申し訳ありませんでした。でもなんだか突然何もかも嫌になって・・」

「社長にはだいぶきつく当たられました。暴力も受けました。」

「何のためにこんなことしてるのか?なんでこんな会社に入ってしまったのか?」

「緊張の糸が切れたような感じです。」


また、Oさんはこんなことも言っていました。


「今回の会社に入ったのは私が選んだからですので、誰も恨むことはできません。」

「この転職は勤務地と給与の2項目だけで選んでしまったことが選択ミスの主原因だと思っています」

「社長にあのようなひどい対応をされたのも、私が会社の文化に合わなかったからかもしれません」


ちなみに、Oさんはじっくりと仕事に取組み、時間がかかってもイベントや機械に頼らない営業を実践していくタイプの方。


転職した会社は俗にいう「イケイケ」のスタイル。機械も大量に買う、販促もガンガン行くという、超パワープレイのスタイルの会社です。


もう、これだけで、合うはずがないと判断できますよね。


にも関わらず、先方の営業部長の要望であった、「急ぐから」を最優先してしまい、マッチしないOさんを紹介してしまった私の失敗。


希望した勤務地であり、給与も高いからという理由だけで、入社してしまったOさんの失敗。


こんな事があったおかげで、求職者さんから伺う転職希望条件のうち、給与や勤務地という業務以外の項目の優先順位を高く考えている方には、特に慎重にカウンセリングを実施するようにしています。


大切なのは、企業・人材の「相性」なんですね。


私にとって、痛い思い出ですが、学ぶことも多かった事例です。


ちなみに、その後Oさんは元の会社にUターン再就職ができました。