おむつ交換について | 戦闘型社会福祉士ケアブラックのブログ

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介護・福祉について学んだことを気が向いた時にアウトプットするブログ。

本日、心に響いた言葉。

緑風園のmasaさんのブログより

オムツって便器ですか?便器を体につけて生きているのが人間ですか。僕はオムツは下着として考えています。たまたま様々な障害で排泄がうまくいかないときがある方が、排泄物の処理がより適切に速やかにできるために、オムツという下着をしているんだと思ってました。
 当然、濡れたら取り替えるのが下着で、何回分のおしっこをキャッチして、石油製品のポリマーで固めたところで一旦皮膚が汚染された状態を拭きもせず放置して定時、しかも片手で指折れる程度の定時交換しかしない排泄介助が普通だと考える思考が常識的ではないと思います。
 どんなに理屈をつけても、排泄したら即取り替えるという心がけがない施設は、単に施設側の労働上の都合でしか介護を考えていないということだろうと思います。」


「オムツの定時交換とは、基本的に濡れたら即オムツを取り替えるというケアを補完する役割に過ぎず、それは最終的にオムツを使わず、トイレ誘導につなげる目的も持つものであり、定時交換時間だけにおむつ交換を行うという意味ではない。
 ところがこの「定時交換」というものを、オムツを決められた時間にしか交換しないと勘違いしている介護職員がいたりする。場合によっては事業者全体で、そうした馬鹿げたケアをスタンダードにしている場合もある。
 そうした施設や事業者は、濡れたオムツや、濡れた下着を放置して取り替えないという状態を「特別問題無い」とでも思っているのだろうか。これも大いなる感覚麻痺である。
 そうした麻痺した感覚で介護のスタンダードを創りだす施設においては、排泄ケアは存在せず、作業としての「オムツ交換」だけがなされることになる。だからこうした施設でオムツから、トイレへという発想は生まれにくくなる。」



安眠を促すために夜間は交換しない⇒寝れません。手間が増えます。
濡れた海パンを履いたままで安眠できる人っていないでしょう。

今のオムツは吸収率も良く長持ちするから交換は少なくて良い⇒皮膚トラブルが増えます。またそのトラブルのせいで不穏になります。手間が増えます。
尿・便失禁による湿潤は皮膚を浸軟させ、皮膚損傷を起こしやすくします。
便のpHは7.3~7.5で弱アルカリ性。尿のpHは4.8~8.0(平均6.0)弱酸性。皮膚は4.7~6.4で弱酸性。
尿失禁と併発している場合は、尿素がアンモニアに変化して皮膚pHを上昇させます。便失禁は排泄物中の酵素・細菌などが皮膚のバリア機能を障害します。特に、腸管での水分吸収が不十分な水様便であるほど、消化酵素を多く含んだ刺激の強い排泄物となります。



千葉で「オムツ外し学会&安房介護一揆」など頑張っているブットンだおバカな大学の後輩がオムツ内での排泄を試してみた。
オムツに出してしまうのは、どういう気持ちなんだろうと就職して「排泄係」(排泄用品の管理係)になったときに
ベテラン職員の帰りきったのを確認し、夜な夜なこっそり実際に利用者さんの使っているオムツを自分にしてみて、そこに小便をしてみた。
「跳ね返りがないから、この製品は大丈夫ですよ」そんなことを周りの大人たちは言っていたがやっぱり嘘つきだ。

もわんとした温かさ。出た後のパッドが冷えていくにしたがって、少しずつだが、イチモツが締め付けられて痛くなってくる。

しばらくたつと鼻をつく小便の匂い。そして、それをおってくるようにやってくる「情けなさ」。
(ゴメン。勝手に拝借。)


人生を振り返った時に後悔が残るような仕事をしていたら、人生そのものを後悔するようになってします。

たしかに介護現場は忙しい。心を亡くすと書いて「忙しい」という漢字になるが、人の心まで亡くしてはいけない。

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「忙しい」という言葉は使わないようにしています。忙しいという漢字は「心」を「亡」くすと書くからです。「忙しい」ではなく「充実」「疲れた」ではなく「がんばった」口から出る言葉はハッピーな響きの方がいいです。
byベッキー

能より選択にパワーを使え。お前には才能がある。だけど才能だけではだめだ。もっと大切なことは、正しい選択なんだ。
byロバー
ト・デ・ニーロ