樺沢紫苑氏のFB(8月27日)に書かれていたもので、見波利幸氏の「「新型うつ」な人びと」からの引用。
「叱る」と「怒る」は違います。なぜ叱るのかというと、叱った後に、相手に行動変容が起きることを期待するからです。こちらの思いを伝えることで、相手の行為を改善させ、成長させることが目的なのです。
(中略)
「叱る」とは「気づき」に導くことです。「気づき」とは、単に「知らなかったことに気づく」という知識レベルのことではありません。心理学でいう「気づき」とは、感動を伴うことが絶対条件です。
そして、「強烈な感動」を引き起こす叱り方とは、100%本気になって叱ること、だそうです。
若い社員を叱る場合、厳しく叱ると萎縮したり、会社に来なくなってしまうのではないかと思い、なかなか叱れないという話を聞きます。
今どきの若い社員は、自分の親も含めて、本気で叱られた経験がないから、本気で叱ると、心に響くのだそうです。
私たちが会社で部下を叱る場合、100%本気で叱ることができているでしょうか?
あるいは、子供を叱る場合も、100%本気で叱ることができているでしょうか?
100%本気で叱ると、おそらく「愛情」が伝わるのでしょう。だから、相手を感動させられる。
私が新入社員の若い時、怖いボスから叱られっぱなしでした。中堅社員になっても叱られてました(少しは減りましたが)。そのお陰?でストレス耐性ができました。
怖いボスは、手足を動かすやり方など細かいことは言いませんでした。
いつも進むべき方向(ベクトル)を示しました。
ベクトル(目的)が違うと物凄く叱られました。12時の時計のように針が合わさっていればお叱りは少なかったです。でも短針の先と長針の先(目標)のように差があると叱られましたが。
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部下の失敗はただ叱れば良いというものではない。 失敗を自覚している時には慰めも又必要です。
by松下幸之助