コーチング研修ネタ帳その2 | 戦闘型社会福祉士ケアブラックのブログ

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介護・福祉について学んだことを気が向いた時にアウトプットするブログ。

パイクシンドローム

目的
仕事が上手く行かないのは外部的な環境の問題のほかに、自身の内部にもあることを気付かせる。

進め方
カワカマスの話をします。カワカマスは北米の湖にすむ獰猛な魚です。なんでも食いつきます。白身の肉で淡白な味、バターでグリルすると格別にうまい魚です。 このカワカマスと小魚を水槽にいれます。しかしその境目をガラス板でさえぎります。最初、カワカマスは小魚を食べようと、ガラス板に猛然とぶつかります。しばらくはこれを繰り返しますが、そのうちに食べられないと学習して、小魚をあきらめてしまいます。
 
そのときに、ガラス板を除きます。

カワカマスはもう小魚を採ろうとしなくなってしまいます。

これをパイク・シンドロームといいます。あるいは、学習した無気力ともいいます。

 この兆候の特徴は
1. 環境が変わったことに気がつかない。
2. なんでも知っていると思っている。
3. 極端な一般化をする。
4. 過去の経験にこだわる。
5. 別の方法に挑戦しようとしない。
6. ストレスがあるといつもの方法に頼る。


質問と意見交換
1.人も同じようなシンドロームを経験していませんか。そんな例を挙げてください。
2.周りのひとが、このシンドロームにいるときにはどうしたら助けになりますか。
3. 小魚を追わないカワカマスの群れに新しいカワカマスを入れるとどんな変化があると思いますか?





引用:ファシリテーターの道具箱
http://facilitator.masel.co.jp/gameexcersize/experiencelearning/pike