*優亜side*


私は、井吹君と同じ高校に入った。


そして・・・


「お願いだから付き合ってくれよ!


もう・・・野中もいないし」


野中とは、愛里のこと・・・


「でも・・・愛里。」


「いーじゃん。」


「しょうがないか・・・。」


つい、OKを出してしまった。


私は、これから、この人と・・・


なんか、疲れちゃったなぁ。

*優亜side*


愛里と話さなくなって、1年がたった。


私たちは 卒業。


愛里と、違う高校になった。


このままだと、仲の悪いまま卒業してしまう。


行かなきゃ・・・愛里のところに・・・


気付くと、愛里のところに走っていた。


すると、


「優亜?!」


愛里がはしってきた。


「愛里・・・」


「今、時間ある?」


「うん。」


「話したいことあるから・・・」


「私も。」


「えっ!」


「とにかく行こうよ」


「うん」


私たちは、教室に行った。


誰もいない・・静かな教室


外から聞こえる、野球部の掛け声。


やさしく私たちに触れる、風。


「優亜、前、ひどいこと言ってごめん。」


「愛里、ひどいのは、私だよ。


愛里にばれなかったらいいなんて思ってて。


これは協力なんだっていう理屈をつけて。」


「そんなことないよ。


私、優亜の優しい気持ちが、


あの時は全然分からなくて。」


「うん」



私たちは仲直りをした。


そして、それぞれの高校に入学した。

*優亜side*


わかってた・・・


だめって、わかってた・・・


井吹と友達になるなんて


井吹と仲良くなるなんて


愛里、ごめんね・・・・


しばらくして、私は、愛里にその事を


話した。


「知ってたよ。」


「知ってたの?愛里」


「うん。全部。」


「えっ」


「優亜が友達ならいいよって言ったことも知ってる。」


「どぉして?どぉして知ってるの?」


「茉莉から聞いた。」


茉莉は、同じクラスの友達。


「茉莉・・・見てたから。」


「うん。全部、全部きいたよ・・・」


愛里は、哀しい顔をしていたね

「もう・・・優亜とは友達じゃない・・・

仲間じゃない・・・絶交だ・・・」

「愛里!あたし・・・

そんなつもりじゃなかったのに・・・」

「知らない。優亜なんか知らない。」

「え・・・・」

「じゃあね。」

愛里は、ドタドタと足音を立てて

靴箱へ行ってしまった。

「愛里・・・」

あたし・・・別に付き合うとかいってないじゃん。

協力するって言ったじゃん。

なんで・・・なんで分かってくれないの?