*優亜side*


愛里とは連絡が途絶えたけど、また、


井吹君と付き合うことになった。


それから5年。私たちは結婚した。


「愛海~、ごはん、できたよぉ」


「はぁ~い!おかあさん、いまいくよぉ~」


子供も生まれた。


愛海とかいて、<あみ>。


愛里の「愛」という字も使った。


愛里との思い出を忘れないように・・・


あの日、私が怒って帰らなかったら。


愛里と、智樹くんと、3人で、仲良く出来たのかなぁって


思うと、胸が痛む。


≪ピンポーン≫


誰かが来た。


「優亜、久しぶり!」


それは、愛里だった。


「愛里!どうしたの?」


「優亜が、結婚したって言うから。


ちょっと来てみたの。」


「愛里・・


あのとき、怒って帰っちゃって、ごめんね。」


「ママぁ おそぉい


はやくかぇろぉょぉ。」


「も~う 萌瑠


ちょっとくらい待ちなさいよぉ。」


「あれ?子供?」


「うん。萌瑠。優亜って、


子供いるん?」


「うん。愛海。また愛里にあえたらいいなぁって、


愛って字、使ったよ。」


「優亜・・・」


その時、愛里は泣いていた。


「ありがとう、愛里・・・」


「これからも、仲良くしようね。


また、遊びに来るから。」


私たちはまた、永遠を約束した。


「今度こそ、永遠だよ。」


「うん」


さっきまで泣いていた愛里の顔は、


笑顔に変わっていた。


「じゃあ、またね。萌瑠がうるさいから・・・」


「うん。またね・・・」



そして、愛里は帰って行った。


「逢えて、よかったな。」


私はそう思った。

*井吹side*


あれから、6年がたった。


愛里ちゃんは、もう結婚したようだ。


あれからは連絡が途絶え、一回も話していない。


メール、してみようかな・・・


俺はケータイを手に取った。


すると、


≪ブー ブー≫


ケータイがなった。


「メールだ。」


差出人は、優亜だった。


「なんで・・・」


俺はすぐに、メールを見た。


差出人:優亜

件名  :久しぶりだね。

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お久しぶり。

突然ごめんね?

今、会える?

家、行ってもいい?



家?


まあいいや。


いいよ、と返事を送った。


すると、もう家の前、というメールが来た。


≪コンコン≫


ドアをたたく音がした。


「久しぶり。」


優亜ちゃんだ。


6年たって、すっかり大人っぽくなってきて、


髪がけっこう伸びていた。


「久しぶり。」


「上がれ・・」


俺がそういうと、優亜ちゃんは


すぐに部屋に入ってきた。


「ところで、何の用だ?」


優亜ちゃんの顔色が変わった。


「あのぉ・・・


もう一回、やり直しませんか?」


「へっ?」


俺は、耳を疑った。


「本当に、いいのか?」


「うん。」


すると、頭の中には、


2人で楽しく過ごした日々を思い出した。


そう、ストロベリーのように甘酸っぱい恋の思い出。


その恋は、雪のように、すぐに溶けていった。


はぁ・・・


俺はため息をついた。


「あ・・・」


優亜ちゃんがしゃべったかと思うと、


俺の手は、優亜ちゃんの左手を包んでいた。


「よろしくな。」


「うん」


優亜ちゃんの目は、涙ぐんでいるのか、


赤くなっていた。


ほっぺもピンク色に染まっていて、


いつも以上に美しく、幼く見えた。




*智樹side*


次の日、学校に行くと、本当に


優亜ちゃんは転校することになっていた。


昨日のあの出来事だけで・・・?


俺のせいで・・・?


俺はなんてことしてしまったんだろう・・・





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マイのめもっぴ


短くてすいません!