家族のために涙を流せる悪魔もいるのかも | chiakiのブログ

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こんばんは、chiakiです。

今年は早い時期からめっきり寒くなり、すっかり冬の様相ですが皆さんはどうお過ごしでしょうか。

私はというと、かふくんが勧めていたユニクロのファーリーフリースフルジップジャケットを着るようになってからはぽかぽかと快適です。

 

さて、久々のアドベントカレンダーで何を書こうかと迷いましたが、やはり自分の好きなものを語る記事が一番書きやすく、あとで自分が読み返すのも楽しいので今回もそういった内容で行こうかと思います。芸が無いのよ。

 

以前は漫画の話をしていましたが、この記事ではとあるゲームシリーズについて語ろうと思います。

 

Devil May Cry  シリーズについて、です。

このゲームを私が愛してやまないことはすでに何度かアピールしているので

 

 

と、魚屋のハゲと同じように思われる方もいるでしょうがご容赦下さい。

好きだからね。

 

 

長くなるかもしれないのでシリーズの紹介と全体のストーリーゲームシステムキャラクターの魅力そしてシリーズ集大成である『Devil May Cry5』の感想と紹介に分けて書こうと思います。

 

  • Devil May Cry とは
 

 

 

読みは「デビルメイクライ」、文章上だとDMCと省略されることが多い。
PS2でカプコンから2001年に発売されたアクションゲームで、ナンバリングタイトルは2019年のDMC5が最新作となる。2021年の今年で初代からちょうど20周年ですね。

もとは『バイオハザード4』として制作されていたが、開発途中で「これではアクション面が突出しすぎている」とされたため別のゲームとしてタイトル付けられ、初代『Devil May Cry』が誕生したという裏話はかなり有名である。

 

作中において「Devil May Cry」とは主人公の『ダンテ』が持つ店の名前であり、公式いわく意味は「悪魔も泣き出す」なのだが、ストーリー上では店の名前を付ける由来のくだりがしっかりとあり、そこには本記事のタイトルのような優しい意味も含まれている。

 

私がこのゲームに出会ったのは小学生の時。

兄が彼の友人から借りた初代DMCをプレイする様子を横で見ていた記憶が最初だ。

1はバイオの名残があったのか多少のホラー要素が有り、自分がプレイさせてもらった際にはビクビクしながら泣きそうになっていた思い出がある。

しかし、中学生になってから遊んだ『Devil May Cry3』でシリーズへの認識が完全に変わった。

「これほど最高な体験をゲームで味わったのは初めてだ」と。

 

アクションゲームと言ってもこのシリーズは一味違う

なんと言ったって初作に充てられたゲームジャンルが『スタイリッシュハードアクション』だ。

剣と銃を使い、悪魔を斬っちゃ撃ってコンボを決め、空中に打ち上げた敵をカッコよく仕留めたあとにキャラクターが余裕たっぷりな顔で挑発する様はまさにスタイリッシュ。

そのスタイルはシリーズを通して連綿と受け継がれており、プレイする上で言わば「かっこつけること」を特色に持ったゲームとして現在の地位を確立した。

 

 

・ストーリー

 
2000年もの昔、悪魔でありながら正義の心に目覚め、魔界に反旗を翻し人間のために戦った伝説の魔剣士が居た。
その名も『スパーダ』。彼は魔界を剣の力で封印したのち、現代の人間界でも悪魔と戦い続けた末に命を落とすが、彼が愛した人間の女性との間に双子の兄弟を遺していた。
 
双子の弟の名は『ダンテ』
幼少時に悪魔に襲われ母親を亡くし兄とは生き別れたが、いつかその悪魔を見つけ殺すため、都市『レッド・グレイブ』に店を構え、便利屋兼デビルハンターとして悪魔退治の依頼を待っている―――
 
 
以上があらすじ。
全5作リリースされている本シリーズだが、ナンバリング内の時系列は「3→1→2→4→5」と前後している
(以前は3142の順とされていたが5の発売時に物語設定各所のつじつま合わせのために上記を正史として改変された)
これらの間にアニメや小説版などの小話も挟まれる。
 
3では生き別れた双子の兄『バージル』と再会したり、1ではあらすじで記した母親の仇の悪魔『ムンドゥス』の情報を掴むところから始まる。
基本的には魔剣士スパーダにまつわる物語が主で、彼に恨みのある悪魔や彼を崇拝する者との戦いなどが後半のストーリーで描かれる。

「お前スパーダの息子だろ!ぶっ殺す!!」 これが多い。

 

 

・ゲームシステム

 
スタイリッシュ、つまり「かっこつけること」に重点を置いたゲームである、と始めの方で紹介したが
どういったところが格好良いのか、格好良いプレイなのか
それをゲーム側が評価してくれるシステムが「スタイリッシュランクゲージシステム」である。
 
・敵の攻撃に当たる
・同じ技ばかりを使う
・逃げ回る
 
それじゃ格好がつかないので
 
・攻撃は避ける、しかもギリギリで避ける、なんなら自分の攻撃モーションのついでに避けてカウンターをぶち込む
・あらゆる技を使い敵を翻弄し、単体相手なら高火力を叩き込む、囲まれたら大振りな技で周りごと蹴散らす等、適した持てる力を存分に発揮する
逃げない、むしろ挑発する
 
そうすると、お前カッコいいぜと言わんばかりのナレーションボイスと共に画面端でゲージが溜まりランクが上がっていく。
ランクはDCBASSSSSSの順に高く、
視覚や演出的な良さもあるが、ランクが高ければ高いほど得られる報酬が増えたり、後述のDTゲージを回復出来たり、攻略上でも戦闘面でもメリットがある。
LoLのサミーラのようにSランクになっても周りに銃を乱射し始めるわけではない。
(ただ、DMC5では最高ランクのSSSを維持している状態でのみ発動できるアビリティが新たに追加された。
その名も『クアッドループルS』。4つ目のSが点灯する時どうなるのか、是非プレイして味わってみてほしい。)
 
 
各キャラクターは、体力の他に『デビルトリガーゲージ』といういわば魔力のようなゲージを持っていて、その魔力を開放することを「デビルトリガーを引く」と表現する。
ダンテの場合だと、内なる悪魔の力を開放して一時的に魔人化し、パワーやスピードが上がり一部の技の性能が変化するなど、戦闘をより面白く派手にしてくれる要素だ。
ちなみに、高難易度だと敵の悪魔もこのデビルトリガーを引くようになる。
 
 
ゲーム難易度はHuman(イージー)、Devil Hunter(ノーマル)、Son of Spada(ハード)、Dante Must Die!(ベリーハード)と数段階あるが、このゲームはクリアするだけならそこまで難易度は高くない。
回避アクションが優秀で無敵時間が長く、被弾を抑えようと思えばいくらでも安全にプレイできる点が大きい。
ただ、かっこよくプレイするには何十時間遊ぼうと到達できないほどの深さがある。そういう意味では難易度は測れないかもしれない。
 その点、どうやってクリアするか模索するより、どう遊ぶかを楽しめる人でないと向かない難点があるとも言える。
 
 

・キャラクター

 
物語を彩る魅力的なキャラクター達を少し詳しく紹介する。
この後に5の感想を書くので、5に登場する人物をメインに4までの経歴に沿って書こうと思う。
多少のネタバレを含むかもしれないがそれでゲームの体験を損なうことは無いと保証するので安心してほしい。
というか今から1からプレイする人なんているのか?という疑問はあるがまぁ良い。
一応この項の最後に『1・2・3』と『4』のストアページを添付するので興味のある人が居たら目を通して欲しい。(1・2・3は三作をまとめたHDリマスター版が出ている)
 
 

・『ダンテ』

 
「俺達がスパーダの息子なら」
「受け継ぐべきなのは力なんかじゃない」
 
「もっと大切な――誇り高き魂だ!」
(DMC3より抜粋)
 
 

(左から13542での姿、シリーズを通して10代~40代くらいで変遷している)

 

伝説の魔剣士スパーダの血を引く凄腕のデビルハンターであり、1・2・3の主人公。

(ただ4・5でも主人公と言って遜色の無い登場と活躍をする)

 

銀髪碧眼に赤色のロングコートがトレードマークで、自分の背丈ほどもある細身の大剣『リベリオン』と、黒白の大型2丁拳銃『エボニーアイボリー』、その他さまざまな魔具を使いこなす。また戦闘の際には4つのスタイル(トリックスター/ソードマスター/ガンスリンガー/ロイヤルガード)を使い分け、非常に多彩な戦いを魅せるのが特徴。

 

性格は陽気で、ジョークや軽口を飛ばしてよく相手を怒らせることがあるが、父と同じ信念と正義心を持っており、母から受け継いだ人間の優しさや情の深さも受け継いでいる。

悪魔の血を引くため不死身ではあるのだが、それを描写するためか作品ごとに毎回身体を剣で貫かれるシーンがあり恒例となっている。

好物はパフェ(ストロベリーサンデー)とピザ、嫌いなものはタバコ。

 

両親の仇を討ったあとも便利屋兼悪魔退治屋として「Devil May Cry」を営むが、依頼をこなしても(主に自らの性格と周りの女共のせいで)最終的には実入りが少なく、いつも借金に苦しんでいる。

ちなみに、リベリオンはスパーダが残した3本の魔剣のうちの一振りで、残りの2本は彼の名を冠した魔剣『スパーダ』(現在はダンテが所有)と、兄のバージルが持つ『閻魔刀』(ヤマト)がある。

 

5では髭が濃くなり皺も増えたが、横顔だとかから垣間見える大人の色気が凄すぎて気にならなくなった。

 

【私見】

いつだって余裕ある態度を崩さないさまがとにかくカッコいいです。実際に作中ではすでにスパーダに匹敵する伝説級かつ最強の存在で、軽口を叩きつつも敵をバッタバッタとなぎ倒す姿は宇宙海賊コブラを彷彿とさせます。ヒューッ!

 

 

・『ネロ』

 
「悪魔に魂を売ったっていい」
「どうなろうと」
 
「キリエを守れるなら・・・!」
(DMC4より抜粋)
 
 
  
(左が4、右が5での姿、4から5へは作品内で6年ほど月日が経っていると言われている)
 
現在はダンテと同じく悪魔狩人を生業とする青年。4と5の主人公を務める。
ジャニーズみたいな甘い顔をしていたが5では短髪かつ精悍な顔つきになった。
デビルハンターとなる4のストーリーよりも以前、とある事件の際に右腕だけが悪魔のものに変わってしまった。ぬ~べ~みたい。スパーダを崇拝する宗教都市『フォルトゥナ』で孤児として育ち、その中心組織である『魔剣教団』に所属していた。
 
教団支給の対悪魔用武器を自ら改造した推進機構付きの火を噴く大剣『レッドクイーン』と、6連装の大口径リボルバー『ブルーローズ』を扱う。
ダンテと比べて使用する装備は少ないが、悪魔の右腕を使って敵を千切っちゃ投げプロレス技をかけたり、柄のアクセルを噴かしてレッドクイーンで敵を遥か上空へ打ち飛ばしたり、右腕の魔力を込めて大爆発を起こす弾丸をぶち込むなど、非常にパワフルな戦いが出来るのが魅力的だ。
 
性格は協調性が無く皮肉屋。ただ戦闘のセンスがずば抜けて高いので教団では汚れ役の仕事を引き受けていた。
幼馴染の『キリエ』と、兄のように慕う『クレド』の両親が悪魔に殺されたことにより悪魔を憎むようになり、伝説の英雄とは言え、悪魔を崇拝している周囲に同調できずに居た。そんなある日、ダンテが教団の集まりに突然現れたかと思えばその場で教皇を暗殺、そして逃走した彼を追う使命をネロが教団から課せられるところから4のストーリーは始まる。
何故かフォルトゥナの地下に封印されていた前述の魔剣「閻魔刀」をその右腕に吸収し宿すことになるが、腕が変化してしまった理由やネロと悪魔の因果は作中では最後まで明言されなかった。
 
4のその後を書く小説版にてダンテから「Devil May Cry」の名前を借り受けた事が語られ、移動式のバンに乗ってその名を掲げ悪魔退治の依頼を各地で受けている。
 
【私見】
え~ダンテが主人公じゃないの~?と当時は主人公交代に賛否両論あったようだが私はネロも大好きだ。
人間らしい表情や葛藤を見せるところや、なにより戦闘が力強くてかっこいい!
 
 

・『バージル』

 
「悪いが俺の魂はこう言ってる」
 
「――もっと力を!」
(DMC3より抜粋)
 
 
 
(左が3,右が5での姿)
 
スパーダのもう一人の息子でありダンテの双子の兄。
青色を基調としたコートとオールバックにした銀髪はダンテとは対となる印象を持たせる。
日本刀を模した魔剣『閻魔刀(ヤマト)』を主な武器とし、銃火器は己の美学に反するため一切使わない。
 
性格は冷徹で唯我独尊。互いに異なる信念を持つため、ダンテとは幼少から衝突を繰り返してきた。
ダンテと同じように母親を失ったことから悪魔を憎み、救えなかった己の無力からか他を圧倒する力を渇望し続けている。
 
時系列で言う最初の3で登場し、父であるスパーダの力を得ようと閻魔刀を用い魔界へのゲートを開いて人間界に危険を及ぼすが、再会したダンテに計画を阻まれる。スパーダの力に魅入られた「本当の悪」の介入もあり一時的にダンテと共闘することもあったが、最終的には互いの信念の違いから死闘へと発展したのち、ダンテに敗れ一人魔界の奈落へと消えて行った。その後魔界の帝王「ムンドゥス」の手中に堕ち、1では変わり果てた姿でダンテの前に再び立ちはだかるも、その後の消息は不明。
 
シリーズで1・2を争う人気キャラクターであり、ラスボスとして登場した3以降ではメインストーリーに絡まないにもかかわらず、追加コンテンツとしてプレイアブルキャラクター化している。
ちなみに、双子なだけあって髪を下ろすとダンテと瓜二つである。
 
【私見】
ダンテもネロも、バカみたいにかっこいいよ?でもバージルはアホみたいにカッコいい。好き。
刀身が見えないほどの速度で居合を抜き、悪魔を爆速で斬り刻む姿はまさに「鬼いちゃん」(ファンからの愛称。「兄鬼」とも)。納刀するモーションもとてもセクシー。(攻撃後にゆったり残心すると、キンという納刀音と共にランクゲージが上昇する仕様は本当に神懸かってると思う)
私がプレイして感動した3のラスボスを務めていたが、ベジータを彷彿とさせる素晴らしいライバル像で、トップクラスの人気であるのも頷けるカリスマ性があった。
 

・『トリッシュ』

(DMC4での姿)
黒くピチっとした服に金髪碧眼の純粋悪魔。1のヒロイン。
その容姿はダンテとバージルの母親『エヴァ』そのものであり、その正体は魔帝ムンドゥスが作り出した人造(悪魔造?)悪魔で、ダンテに差し向けられた刺客であった。
いろいろあって今ではダンテの相棒として仕事を手伝っている。
めちゃくちゃスタイルが良い。
 

・『レディ』

(DMC3での姿)
白いシャツと、体のあらゆる箇所に弾薬や銃火器を身に着けた凄腕のデビルハンター。3のヒロイン。
悪魔の力に魅入られ妻を殺した父に復讐をするために力をつけた過去がある。本来の名前は捨て、ダンテに最初に呼ばれたレディ(お嬢ちゃん)を名乗っている。
武器のスペシャリストで、デビルハンターとしてダンテの同僚のような位置づけになっている。
めちゃくちゃスタイルが良い。
 

・『キリエ』

 
ネロの幼馴染であり妹のようなほぼ恋人のような聖女。4のヒロイン。
教団で聖歌を任されていて、ピーチ姫よろしく悪に攫われるがネロによって救出される。
シリーズ屈指の聖人で清楚で聖女超えて聖母。口汚い他のキャラクターと接点を持たせてはいけないと思わされる。
5では残念ながら声のみの出演だが、ネロにとっては変わらず重要な存在であるようだ。
めちゃくちゃスタイルが良い。
 

『モリソン』

 
ダンテに様々な仕事を斡旋する、紳士然とした仲介屋。
アニメが初登場のキャラクターで、ゲームで登場するのは5が初めてとなる。
アニメでは金髪白人だったのだが5ではスキンヘッド黒人に変更されている。なんで?
 
 
メインキャラは以上です。
 
 
そんな魅力あふれるキャラクター達のストーリーを追うにはここ↓を要チェックや!ウィッシュリストにどうぞ。
 

DMC1・2・3HDリマスターコレクション

 

DMC4スペシャルエディション

 

もうちょっとだけあります。長くてすみません。

 

 

『Devil May Cry5』 

 
 
 
 
 
しゃぶるほど4で遊び、合間にあった海外開発パラレルワールド作品の『DmC Devil May Cry』も楽しみつつ、10年も経てば続編は絶望的かと思ってました。
しかし
2008年に発売された4から11年の時が経ち、ファンの期待に応え満を持してリリースされた5も最高のゲームでした。

 

 

PC版はsteamで¥3990、セール時に¥2700弱程には安くなるのでウィッシュリストに入れておいてもらえるだけで嬉しいです。クオリティから言って安いです。

 

 

・ストーリー

 

魔剣教団事件から数年――。地方都市レッドグレイブ市に、突如現れた異変。
巨大な樹木が街の中心を貫き、血を吸う根が人々を襲い始めていた。

悪魔退治を生業とする青年ネロは、移動式便利屋「デビル メイ クライ」のトレーラーでレッドグレイブに急ぐ。
彼に武装を提供するパートナー、自称“武器職人”のニコとともに。
失ったプライド、奪われた力。ネロには、取り戻すべきものがあった。

公式から引用しました。

 

異変にかけつけたネロ、すでにその中心に居て戦っていたダンテ、ダンテに依頼をした謎の青年『V』(ブイ)

この3人を軸にストーリーが進む。

 

 

始めに正直に言っておくとストーリーが特別優れた作品ではないです。

シリーズ経験者からすると「あぁいつものDMCだな」といった感じ+集大成にふさわしい落としどころで満足という感想でした。全20ミッションほどでクリアにはおそらく20数時間程度。

 

そもそもDMCをプレイしたことがない人からしてみれば「5ってことはシリーズそれまでやってないと楽しめないんじゃないの?話わかんなくね??」という疑問が当然あると思います。

それは実は解決してます。

この記事をここまで読んでくれた人が居たら、その人はもうこのゲームのストーリーを十全に理解するための事前知識が既に身についてます。それと、5はゲーム内で過去作の要点をまとめたムービーを設けている点もある。

 

ただこのゲーム、過去作のオマージュ・ファンサービスが非常に多い

「あ、この悪魔ってあの時の魔具と同じ名前だ」とか「1で戦った敵だ」とか――

個人的にはアニメで登場した『パティ』が電話越しにボイスアクターそのままに5で再登場した時が嬉しかったですね、モリソンもそう。

そういう部分で勿体なくて手が出せないという方もいるだろうが気持ちはわかる。過去作をやっていた方が楽しみは増えただろう。

 

でもこのアクションに触れてみない方がずっと勿体ないです。

 

このゲームのアクションはとにかくプレイフィールを気持ちよくすることに長けていると私は思う。

以下そこそこ細かいところで私個人のここ好きポイントを箇条書きで書き連ねる。
・コマンドが簡易的
・なのに技の種類はアホほどある
・魅せプを含めれば死に技が無い
・つい覚えてしまうほどそれぞれの技名がかっこいい
・ヒットストップならぬ回避ストップがあり、いかに紙一重で避けたか"手応え"がある
・ボタン入力に対するレスポンスがスムース
・あらゆる行動にキャンセルが効く
・「カメラ外の敵は攻撃モーションに入らない」という、プレイヤーの意識外からの理不尽を排除している
・謎解きはほどほどに常に戦闘状態に置かれる
・ジャンプの際、横に飛ぶとキャラがその方を向くのではなく腰を捻る。モーションがとにかく細かい
・コンボの練習空間がある
・単なるコマンドではなくタイミングを計って入力する技など、練度を高める要素がある
・トドメ属性の有無(連続技や多段ヒット技の場合、技の途中では敵が死なないようになっている、半端な撃破にならない)
・攻略法が単一に決まってマンネリ化するエネミーが居ない
・各キャラ専用に書かれた戦闘BGMがかっこいい
・キャラクターが楽しそうに、活き活きと戦う
 
・ダンテのクアッドループルSで圧倒的な全能感に浸る
・ネロのMax-Actの発動音で脳汁が出る
・Vの使役する三体の魔物が敵悪魔を蹂躙する轟音の中、本を読み耽る姿に惚れる
・バージルの次元斬・絶でイける
 
・etc...
 
――――――ここから上までの文章と同じだけの量の文字をここから下に書くつもりでしたが流石に力尽きました。

とりあえず私の、好き~が伝わってたらなぁと思います。