グルメ版 東洋軒のブラックカレー | いとう とみこの美味しいブログ

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イタリア料理教室やグルメ食べ歩きをのんびりと書いていこうと思います。

花水木が好きだと申しあげましたが、長島にはお楽しみがもう一つあります。
それはアウトレットです。
なかなかお値打ちで得した、と思うような品に巡りあることができます。

その中に津にある昔ながらの洋食で有名な東洋軒が入っています。
今回このレストランで人気のブラックカレーを食べました。
黒いカレーとはちょっと奇妙な感じなので、好奇心をそそられたのです。
もの凄く美味しかった、というほどではなかったのものの、美味しかったですよ。
あの黒にするには時間と労力が随分掛かるのではないでしょうか?



黒い料理といえば、もうかれこれ四半世紀も前になるでしょうか?
私の一冊目の料理本のイラストレイターのせっちゃんと3歳しくらいだったか息子さんが、
夕食にわが家にやって来た時の事です。。
メインディッシュのパエリア鍋が、蒸らすためにふきんが被せてありました。
息子さんは「何だろう?何だろう?」と楽しみにしていたのです。
さーて、そろそろ食べ時とふきんを取った時の、ビックリした幼い顔が忘れられません。
黒いイカ墨のパエリアだったのです。

急にしゅんとして、「僕なんだかお腹がいっぱいになっちゃった」と。
せっちゃんが「これ凄く美味しいんだよ」となだめても駄目でしたね。
やはり子供には黒色は強烈なのでしょうね。
その息子さんは今や何でもござれのイタリアン大好き人間に成長しましたが。