イタリア式家庭料理 | いとう とみこの美味しいブログ

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イタリア料理教室やグルメ食べ歩きをのんびりと書いていこうと思います。

本日は、新人さん2人の料理教室です。
スポーツクラブで知り合った友達が埼玉に来月越してしまうので、1回だけの教室です。

わが教室は1回目はイタリアンの基本のトマトソースをしっかりやり、それを使って
簡単かつウマ~いメインディシュ、"豚ロースのトマトソース煮”です。
それからもう一品は、こだわりのドレッシング作りです。

自然の材料にこだわったトマトソースはのちほどご紹介しますね。

本日の教室のメニューは
*豚ロースのトマトソース煮込み
*さやいんげんと金時豆のサラダ

 


 

いつもの知多の農業法人「光輪」の玉ねぎはもう手に入らないので、今回は淡路島の玉ねぎです。
初めて使いましたが、なかなか深くて濃い味わいのトマトソースになりました。

それでは超こだわりのトマトソースをご紹介します。

トマトソース
イタリア料理の基本中の基本

材料  
玉ねぎ      1/2個(みじん切り)
にんにく     1片(みじん切り)
ホールトマト   800g(缶詰2缶)
オリーブオイル、 塩、 こしょう、 ローリエ

作り方 
1.ホールトマトのヘタ、皮などの固い部分を取り除く。

2.ホールトマトを手でつぶす。

3.鍋にオリーブオイル、にんにくを入れ、にんにくの香りが出るまで弱火でゆっ
  くり炒める(約5分)。

4.さらに玉ねぎを加え、ゆっくり、ねっとりするまで5分くらい炒める。

5.つぶしたホールトマトを加え、強火にして煮立たせ、アクを取る。

6.ローリエ、小さじ1弱の塩、こしょうを入れ、蓋をして約20分やや弱火で煮、最後
  に味を確かめ、足りなければ、塩、こしょうをする。
 
あったらいいなー、究極のこだわり材料
①    玉ねぎは有機を求めたい
弱火でゆっくり炒め、旨みと甘さを出してくれる玉ねぎは、最も大切な野菜のひとつ。
有機野菜の玉ねぎはうれしいくらいこの旨さや甘さが濃く、かつ上品な優しい味に仕上げてくれるのです。

②    にんにくは青森産を使いたい
にんにくは青森が断然一番。土壌がにんにくに適しているのでしょう。
香りがよく粒が大きいので調理しやすい。

③    ホールトマト
缶を開けると真っ赤な、見るからに柔らかそうな、小さめのトマトがぎっしり詰まっている。
舐めてみるとこれだけで「うまい!」、そんなホールトマトを求めたい。

④    塩は自然塩を使いたい
塩は科学的に作られた科学塩と約80種類にも及ぶ微量ミネラルを含む海水から作られた自然塩とがある。
自然塩で作った料理は、味を優しく、まろやかにしてくれます。

⑤    こしょうは挽きたてを使いたい
ペッパーミルで挽いたものは香りが違います。わが家は日本料理の中華料理もすべて挽いています。
こしょうを多めにすると塩気は控えめにできますよ。