第1回目Weekendはさっぱりイタリアン
ちょっとゆったりしたWeekendにイタリアンはいかがですか?
ちょっとおしゃれにランチョンマットをしいて、ナイフ・ファークをおいて、いつもと違った食卓にして、
Weekendを楽しみませんか。
9月から「Weekendはさっぱりイタリアン」がイラスト入りで始まります。
毎週メインデッシュとアパタイザー(前菜)、1品ずづご紹介していきます。
第1回目は基本中の基本トマトソース
にんにくと玉ねぎを炒め、ホールトマトで煮込むこと20分、うれしいくらい簡単に作れます
材料〈作りやすい分量〉
玉ねぎ 1/2 (みじん切り)
にんにく 1片(みじん切り)
ホールトマト 800g(缶詰2缶)
オリーブオイル, 塩、 こしょう ローリエ
作り方
1.ホールトマトのヘタ、皮を取り除き、手でつぶす
2.厚鍋にオリーブオイル、にんにくを入れ、にんにくの香りがするまでゆっくり弱火で炒める(約5分)
3.玉ねぎを加え、ゆっくりねっとりするまで約5分くらい炒める
4.つぶしたホールトマトを加え、火を強めアクを取る
5. ローリエ、小さじ1の塩、こしょうをして、蓋をして約20分煮込む。最後に味をみて足りなければ塩、こしょうを足す
イタリア料理の基本は何と言ってもトマトソース。よってトマトソースは絶対手作りでいきたいものです。これだけイタリア料理が日本人に浸透したのは、トマトソースが短時間にできるということも理由のひとつだと思う。
わが家はいつもトマトソースを常備していて、イタリア料理だけでなくカレーライスに、ハヤシライスに、朝のスープやオムレツにと重宝しています。
あったらいいなー、究極のこだわり材料
① 玉ねぎは有機を求めたい
弱火でゆっくり炒め、旨みと甘さを出してくれる玉ねぎは、最も大切な野菜のひとつ。有機野菜の玉ねぎはうれしいくらいこの旨さや甘さが濃く、かつ上品な優しい味に仕上げてくれるのです。
② にんにくは青森産を使いたい
にんにくは青森が断然一番。土壌がにんにくに適しているのでしょう。香りがよく粒が大きいので調理しやすい。
③ ホールトマト
缶を開けると真っ赤な、見るからに柔らかそうな、小さめのトマトがぎっしり詰まっている。舐めてみるとこれだけで「うまい!」、そんなホールトマトを求めたい。
④ 塩は自然塩を使いたい
塩は科学的に作られた科学塩と約80種類にも及ぶ微量ミネラルを含む海水から作られ
た自然塩とがある。自然塩で作った料理は、味を優しく、まろやかにしてくれます。
⑤ こしょうは挽きたてを使いたい
ペッパーミルで挽いたものは香りが違います。わが家は日本料理の中華料理もすべて挽いています。こしょうを多めにすると塩気は控えめにできますよ。
いとうとみこのホームページ http://springstreetnagoya.com/
イラストレーター 佐々木勢津子