74.熱誠 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

王宮に面した大通りに差し掛かると、迂達赤の隊員が数名、二人を待っていた。中には先に戻っていたチュンソクに、治療を終えたテマンも加わっていた。

みな、嬉しそうに二人に目を走らせ、頭を垂れる。チュンソクが二人のもとに駆け寄り、
共に宣仁殿の大門をくぐる。

「医仙様、ご無事で何よりです!大護軍!捕らえた男は地下牢にぶち込んであります。高麗の言葉もわかるようなのですが、まだ一言も口を開いておりません」

「あぁ!ご苦労であった!あとで俺も奴に話がある」

「チュンソクさん、ありがとう!……ねぇ、あなた…もしかして…みんな私を探してくれていたの…?」
ウンスが、小さな声でおずおずと聞いた。

「イムジャは…少し自分の立場というものを考えて行動してもらわねばならぬ。あなたは俺の妻であると同時に、この国の医仙なのだ。イムジャに何かあれば、これだけの人間が…いや実際はもっと多いのだが、動くことになるのだ。それだけは、肝に銘じてくれ」

チェ・ヨンは、ウンスの耳に口を寄せ、ゆっくりと諭すように言った。

「はい…本当にごめんな…あっ!テマン君!大丈夫?ねぇあなた…ここで下りるわ!」

ウンスはテマンを迂達赤の中に見つけると、手綱を引いてチュホンを止めた。チェ・ヨンはまだ何か言いたげであったが、チュホンから下りると、ウンスに手を伸ばす。

「テマン、大丈夫か?」

「は、はい!このくらいどうってことありません。い、医仙様!おいら…本当にすみませんでした!」

テマンが深く頭を下げている。

ウンスはテマンに慌てて駆け寄った。

「テマン君!火傷の具合はどう?矢も抜いてしまったのね?まだ血が滲んでいるじゃない…少し痛いけど…何針か縫いましょ?」

「い、いえ…大丈夫です…お、おいら…お守り出来なくて…お怪我させちまったんですね…て、大護軍、医仙様…本当に…」

チェ・ヨンは、テマンが言い終わる前に、その大きな手を怪我をしていない方の肩にのせ、口元を綻ばせる。

「もう良い…無事で良かった。だが…次からこのようなことがあったら…イムジャを縛ってでも止めよ!良いな?」

「えっ…し、縛って…そ、それは…」

テマンが頭を掻きながら、ふたりの顔を何度も往復し困惑している。

「縛ってでもって!もうあなたったら…冗談が過ぎるわ!テマン君が困ってるじゃない。大丈夫!もうしないわ…テマン君と典医寺に行ってるわね。まだお仕事があるんでしょ?終わったら迎えに来て?」

「冗談ではないが…まあ良い。今宵帰ったら話しましょう。俺は、今日のことで陛下に話があるので…イムジャは俺が行くまで典医寺から一歩も出ない様に!チュンソク!参るぞ!」



*****************



「ってわけなの!すごいでしょ!」
ウンスがテマンの矢傷の縫合をしながら、トギが声を出したことを二人に興奮しながら話していた。当のトギは余計なことを言うなと顔をしかめている。

「ト、トギ!本当か?お、俺もトギの声が聞きたい!」
テマンは縫合の痛みで歪めていた顔を、綻ばせる。

「そうかぁ~良かったのぉ!トギや!もう一度わしが尻を触ってや…冗談じゃて!小猿よ。その刀を早うしまえ!本当に迂達赤は頭が固いのぉ~トクマンくらいじゃ!わしと気が合うのは」

「あ~~」
みんながトギを振り返った!

「トギ!出てるじゃない!声!声帯が声を出すことを思い出してくれたのかしら!トギ!自分でもわかるでしょ?喉の震えが」

少し低めの掠れた声…それを聞いてテマンの眸が潤んでいるようだった。

「ト、トギ!俺も手伝うよ!何でも言ってくれ!」

トギは嬉しそうに頷いていた。

「トギ!こういうときも頷くんじゃなくこれからは声にする努力をしましょうね!」

「あ…ひ…」
吐息が抜けたような声であったが…大進歩であった。

「そう!その調子よ。これならあっという間に話せるようになるかもしれないわね!そうしたらあなたから学びたい事がたくさんあるわ。はい!テマン君終わったわ。傷口を濡らさないように、毎日消毒にくること…それから皆さん、本当に危険な目に合わせてしまってごめんなさい」

戻ってきた武閣氏も含め、ウンスが皆に頭を下げた。

「もう良い…医仙よ…噂には聞いておったのじゃが、お主は本当に無鉄砲であるのぉ…次からはわしも気をつけるでな!医仙はここから出さぬわ!ふぉふぉふぉ!怪我人が増えるでな~大護軍がどれほど心配であったか…分からぬような医仙ではあるまい。あ奴は医仙のために動くことを苦とは思うておらん。だから医仙は甘えておれば良いのじゃ」

「はい…パク先生。気をつけます…あっ!あなた!いつからそこに?王様とのお話は終わったの?」

ウンスが、パク先生の視線の先を振り向くと、チェ・ヨンが腕を組み壁に凭れていた。

「ええ、イムジャはもう帰れるのか?」

「丁度終わったところよ!みんなまた明日」
弾けるような笑顔を見せながら、チェ・ヨンの手に腕を絡める。

「わしの若い頃にそっくりじゃな…ふぉふぉふぉ…仲良きことは美しきかな…小猿や…あの二人を頼んだぞ。あの者達は、二人で一つじゃ…どちらか片方が欠けたら、壊れてしまうかもしれぬのう…」

蕩けるような笑顔を見せるチェ・ヨンの横顔を見つめながら、独り言のように囁くパク侍医であった…


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皆様こんにちは
昨日はサボってしまい
顔に縦線2
申し訳ありませぬ
○| ̄|_
本日休日出勤を
免れるため
お話も書かず
爆爆
必死に仕事だけしてまして
べぇぇ
(´▽`*)アハハ
顔に縦線2

今日は土日に合わせて
本編書きました
チェ・ヨンのお仕置きへと

続きます(;´∀`)←(予定
あたふた

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本日の小噺?
このお人形
ぽぽちゃん人形
ハート
これはググってきた画像あのですが
うちのぽぽちゃんはといえば…
ビックリ
前髪はばっさりと切られ
・・・・・!!!!!!!!!!
後ろの毛はいつの間にか縮れっけ
泣
おそらく私の知らぬ間に
ストーブで火炙りの刑に
じー・・・
マジックでいたずら書きはされるわ
ふ
いつも全裸
Tバック
可哀想なぽぽちゃんでした
顔に縦線2

なんといっても
うちの娘は半分男だったので
泣
(私の友達は、男の子の親ばかり
笑
お人形よりトーマス
家の中より外

そんな子供でした

七五三の写真は前髪がない

はい…ぽぽちゃんで飽き足らず

てめえの前髪も切ったアホの子です

それがもう20ですからね
私もババアになるわけです
ううっ...

ってなわけで今一番欲しいもの
Wハート
時間とお金のはるでした
いえー


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マジで時間くれ~~
えー

良い休日を