72.探求 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

開京の町は瞬く間に厳戒態勢に入った。この国を護る守護神である、大護軍の愛妻…医仙が攫われた…つい数日前、婚儀を挙げたばかりである…町中の者たちが祝福していたというのに…

そして今や、医仙もまたこの高麗にとって、なくてはならない医員なのである。開京中がざわめき出すのは必至であろう…

「ヨンア!だめだ!馬車を探させているけど、それらしいものはいないね!この2刻の間に町から出た馬車は、1台も居ないんだよ…だけど、心配しなさんな!あたしら、スリバンだけじゃなく町中に御布令をだしたのさ!この開京からねずみ1匹だって逃がしゃしないよ!」

マンボが珍しく慌てていた。数日前の二人の幸せそうな姿が瞼に蘇ってくる。

必ず見つけ出してやるからね…

町中が同じ気持ちだった…

「私淑!すまぬ。やはり出た形跡がないのだな?ではまだこの辺りにいるということだ…あの辺りまで足跡を追ってきたのだが…消えてしまったのだ。近所の家も全て捜索したのだが…範囲を広げるしかないな。ここは頼んだ!」

チェ・ヨンは焦る気持ちを抑え、冷静になろうと努めた。

今ならそう遠くへは行っていないはずだ…イムジャ…どこに…

その時、シウルが焦って戻ってきた!

「て、大護軍!さっき肩に女を担ぎ上げた体の大きな男を見たという子供がいた!どうする!子供の言うことだが、行ってみるかい?」

チェ・ヨンはパッと顔を輝かせると、慌てて立ち上がる。
「ああ!どんな情報だろうと今は大切だ!行くに決まっているだろう!案内せよ!」

「はいよ!」

チェ・ヨンはチュホンに跨り、シウルをチュホンに引き上げると、男を見かけたという場所まで急ぐ。

着いた先は、牧草をしまっておく大きな倉庫であった。

後を付いてきたチュンソクと二人…刀に手をかける…

戸口に近づき扉を蹴り飛ばす!中には誰もいなかった…

風に紛れ、血の匂いがする…チュンソクがチェ・ヨンを見ると、その顔は青ざめ…鬼剣を握る腕は震えているようだった。

二人が倉庫の中へ入ると、あちこち血が吹き飛んでいた…

チェ・ヨンは、自分でも気づいていないようだった…鬼剣をその場に落としてしまったことに。

血だまりの上に、ふんわりと山になった藁を夢中でかき分ける。まだ温かい人肌に触れた…違う…イムジャではない…男だ。

そこにいたのは下履きだけを身につけた男の姿だった。

他にもいくつも山が出来ている。チュンソクとシウルも慌てて藁をかき分けたが、全て男であった。遺体は全部で4体…皆、着物を剥ぎ取られその後で斬られたようだ…

どういうことか…

血で汚れていない、この者たちの着物を着ておると言うことか…

「チュンソク、シウル!藁を積んだ荷車を探すのだ!全て止めて藁の中を検めよと!!良いか?」

「はっ!大護軍はどうされますか?」

「俺は、ここから一番近い検問所へ行っておる!頼んだぞ!」

「はっ!これを」
と、投げ捨てられた鬼剣をチュンソクがチェ・ヨンに渡すと、チェ・ヨンは大きく頷いた。



***************



「おい!トクマン!お前もっと丁寧にやれよな!もし医仙様がいたらどうするんだ!ばかやろう!」

「まさか、あんな藁の中にいるわけ無いだろ?ここは、隣町の牧場へ行く、藁を積んだ荷車しか通らないんだ!何で俺たちここなんだ?」

トクマンの言うことも最もだった…。さっきからここを通るのは藁を積んだ荷車ばかり…初めのうちは手で藁を探っていたのだが…10台を過ぎた頃から槍の柄で突ついていたのだ。

「ちっ!また来やがった!おい!止まれ!検閲だ!お前たちは何処へ行く?この荷はなんだ?」

一人が荷車を引き、後ろと両脇に一人ずつ…計4人で荷車を押していた。

もう同じ言葉を何度言ったことだろう…すっかり気の抜けてしまっているトクマンだった。

「へ、へい…牧草を隣町まで、は、運んでます…」

何か変な喋り方だなぁ…そう思ったのだが…トクマンは確認を怠ってしまった。

「荷を検めるぞ!」

トクマンは持っていた槍の柄で、数回藁を突き刺していく。

「おい!やめろって!」

真面目なチュモが怒り出す!

「まさかこの中に医仙様とトギがいるとでも思ってるのか?今だっていなかったじゃないか!何もないようだな!良し!行け!」

「へい…」

その時…

「うぅぅぅ~~あぁぁぁ~~」

藁の中から、くぐもった地の底から這い出てくるような音が聞こえてきた。

「なんだ!?おい!お前たち!止まれ!」
トクマンが慌てて男たちの荷車を止めた!

「いぃぃぃ~~~」

「おい!止まれと…」
一瞬トクマンが避けるのが早かった!男達は、藁の中から刀を取り出すとトクマンに斬りかかる!あと一足(いっそく)遅かったら…胸から腹にかけて切られていただろう…

「お前たちが医仙様を連れ去ったのか?!医仙様はどこだ!」
トクマンが長槍で斬りかかるが、相手の方が数段動きが早かった。二人の男たちが、荷車を引き逃げようとしていた!

すかさずチュモが、荷車を押している男の背中に斬りかかる!

「待て!逃げ切れると思っているのか!」

男は背中に目があるかのように、ひらりと避けた。

「あぁぁぁぁ~~」
と、また藁の中から声が聞こえてきた…その_声は徐々に大きくなってくる!

「あっ!くそ!」

その声に一瞬気を取られていると、足に刀が振り下ろされる!

「トクマン!大丈夫か!?」

「ああ…このくらいどうってことない!医仙様を救わねば!くっ!」

トクマンは刀が微かに掠めた足を庇いながら、槍で刀を受け止めていた。その隙にもう一人が、トクマンの背に回り込み大きく刀を振り下ろしたっ!






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皆様こんばんは○| ̄|_
遅くなってごめんねペコ
ようやくトクマン出てきましたわーい
怒らないであげてね~べぇぇ

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じゃ~~~んうがっ
今日の昼食WハートWハートWハート
火焔ラーメン5辛です
決めポーズ
辛いもの命の私

元々辛いんだけど
ぎく
5辛を食べきりスープまで飲み干すと
アハハ
ラーメン1杯無料券くれます
ラブゥ
でも5辛にするのに500円かかる
!!!!!!
(´▽`*)アハハ
笑
馬鹿でしょ~
ハート

これはね、多分普通の人は食べられない
サー・・・・ッ
辛さだと思います
わー
啜れないラーメン
爆
最後、さすがの私も舌が痺れて
べぇぇ
唇が痛くなります


でも食べちゃうんだよね

負け知らずのはるでした


ではまた
おやすみ
ビール
(まだ飲むよいえー