「おい!居ないじゃないか?もう追いついても良い頃だろ?医仙様たちは歩きなのだから!」
「良し!二手に分かれよう!あっちの小道から行ったかも知れない!」
トクマン達は、急ぎ馬を駆り町へと向かっているのだが、一向にウンス達の姿が見えない。
「あっ!おい!あそこ!」
チュモの指差した方を見ると、遠くでモクモクと白い煙が立ち上っている。
「お前達3人は、このまま町へ行き医仙様たちが居ないか確認しろ!もし…もし!居なければ即刻捜索を開始せよ!報告を忘れるなよ!」
トクマンが皆に指示を出す。
「チョンス!お前は早馬が得意だろ!スリバンに連絡を頼む!何か町で怪しい動きをしているの者はないか、今日医仙様をお見かけしたか…もし見かけていないということになれば…見つけ出してくれと!」
「はっ!行って参ります!」
「残ったものは、あの煙の出ている場所を目指す!」
「はっ!」
*****************
「良い天気ね~気持ちが良いわね!トギ」
トギも同じように思っていたのか、ニコニコと笑い頷いていた。テマンが二人のすぐ後ろを歩き、その横には武閣氏が二人、控えていた。
「本当じゃのぉ~!良き空じゃ!だがの~わしの心はもっと晴れ晴れとしておるぞ?ようやっと念願の妓楼へ参れるのじゃ!医仙よ!本当にありがとう!ふぉふぉふぉ!」
パク侍医はいつも持っている杖をクルクルと回しながら先頭を歩いていた。スキップでもしそうな勢いねと、ウンスは苦笑いしてしまう。
「どういたしまして!でも先生!テヒさんの診察は私とトギがしますからね!先生は廊下で待っていて下さいね」
「致し方ない…今日は来られただけで良しとしよう!ふぉふぉ……ん?小猿やっ!どうやら罠であったようじゃ!」
「…こ、この気配は…」
二人が突然立ち止まり周りを見回した。武閣氏の様子もおかしい…剣に手をかけ今にも鞘から引き抜こうとしていた!
「どうしたの?皆?何かあった?」
ウンスの問いかけに応えることなく、辺りを警戒しながらパク侍医がウンスの前に立ちはだかる。後はテマンが守っている!テマンは、トギの手を掴みウンスの近くに引き寄せた。
ヒュンッ!
パッとテマンが飛び退る!今までテマンが居た場所に、炎の点いた矢が突き刺さる!相当な腕であろう。
「医仙様!おいらの後ろに居てください!」
ヒュンッ!ヒュンッ!
屋根の上から炎の点いた矢の雨が降る!寸分違わず、テマンとパク侍医を狙っているようだ。
パク侍医が、杖を両手で持ちグッと引くと細い剣が姿をあらわす。
「パク先生…それって隠し刀だったの?」
「ああ!そうじゃっ!医仙!気を抜くでないぞ!」
飛んでくる矢を、その刀で弾き飛ばしている。弾かれた矢が街道脇の家に突き刺さり、炎が燃え移ってしまった。
武閣氏の二人も青い外套を翻しながら、矢に向かっていく!1本の矢が武閣氏の外套を捕えた!炎は瞬く間に燃え広がり、二人掛かりで外套を脱がせる。
「大丈夫!?火傷した?きゃぁ~!何するの!」
その瞬間を待っていたのだろう…ウンスを守る陣が崩れ、皆がほんの一瞬…武閣氏の二人に気を取られていた時…屋根から数人の男達が飛び降り、ウンスとトギの喉に刀をあて羽交い絞めにする。
「二人を離せ!」
テマンが近付こうとすると、わからない言葉で何かを叫び、更に強く二人の喉に刀の刃をあてがわれ、テマンは成す術がなかった。
「これ、女子に刀をあてるとは男の風上にもおけんわ!止めるのじゃ!」
トギも、必死に文句を言っているが、もちろん声にはならなかった。それを見て一人の男が馬鹿にしたように笑いながら何かを言うと、テマンの顔色が変わり飛び掛ってきた!
一斉に矢が放たれ、テマンの動きを止める。
「あっ!テマン君!大丈夫?あなた達、何が目的なの?お願いよ!もう止めて!パク先生!テマン君に点いた火を消して!」
1本の矢がテマンの肩に突き刺さった!着物に燃え移った炎は、パク侍医の手によってすぐに消し止められた。
良かった…
トギからくぐもった声が漏れる…目には涙が浮かんでいた。
「トギ!大丈夫よ、急所は外れてるし、火傷もたいしたことないから!ちょっとあんたたち!この手を…うっ」
あっ…チェ・ヨン…
*****************
「テマン!おい!大丈夫か?」
トクマン達が着いた時には、パク侍医がテマンの着物を脱がせむりやり治療しているところだった。テマンは何度もウンスを攫った奴らの後を追おうと、立ち上がるのだが、その度にパク侍医に頭を叩かれ止められていた。引き締まった身体を晒し、痛みに顔を歪めていたテマンだが皆の顔を見るとすがるように言った。
「は、早く!医仙様を!ついさっきの事なんだ!トギも一緒に連れていかれちまった!おいら…大護軍に合わせる顔がねぇ…頼む二人を!」
「テマン!相手はどんな奴らなんだ?」
「げ、元の言葉を話していた!みな、恐ろしい気を持っている。医仙様を肩に担いで、あっという間に見えなくなっちまった。か、かなりの使い手だと思う」
遠くから馬の嘶きが聞こえてきた。この足音は…
「テマン!イムジャは?…お前…怪我を?」
チェ・ヨンはチュホンから飛び降り、テマンの怪我を確認する…
「お、おいらは大丈夫です!大護軍…本当にすみません…い、医仙様が…医仙様を…」
チェ・ヨンは地面に頭をこすりつけるように謝るテマンの肩を持ち上げ顔をあげさせた。
「お前のせいではない…相手は?そうか…やはり元なのだな?イムジャが攫われどのくらいの時が?」
「ま、まだ1刻もたっていないと思います!おいらも行かせてください!」
「お前は侍医と典医寺に戻れ!チュンソク!開京から出ようとする全ての物を検閲せよ!今すぐだ!禁軍とスリバンの手も借りてくれ!良いな!」
「はっ!」
イムジャ…どうかご無事で!
必ず助けに参ります!
皆様こんばんは
やっと書き終わりました
遅くなってごめんね~
急いだからまた誤字脱字あるかも
許してねぇ
しかもトクマンのところまで
行っていないという(´▽`*)アハハ
やべ!また石が飛んできそう




やっと今週も終わったよ~
疲れたね~
今日のびっくり話
昨日ね、新入社員が入ったのです
49歳独身…見た目は婆ちゃん
横浜に住んでいる親に(いくつだろう…)


モーニングコールをしてもらってるそうな…

まじか
と、目が覚めた私でした
今日は花金
明日を気にすることなく飲めちゃうぜ~
ではまた明日お逢いしましょ~~

やっと書き終わりました

遅くなってごめんね~

急いだからまた誤字脱字あるかも

許してねぇ

しかもトクマンのところまで

行っていないという(´▽`*)アハハ

やべ!また石が飛んできそう





やっと今週も終わったよ~

疲れたね~

今日のびっくり話

昨日ね、新入社員が入ったのです

49歳独身…見た目は婆ちゃん

横浜に住んでいる親に(いくつだろう…)



モーニングコールをしてもらってるそうな…


まじか

と、目が覚めた私でした

今日は花金

明日を気にすることなく飲めちゃうぜ~

ではまた明日お逢いしましょ~~

