63.祝賀 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

「えっ…これって…」

「気に行ってくれましたか?ずっと以前に…医仙が申していたではありませんか…天界では婚儀の衣装は白だと…それに祝いの宴が設けられると…」

「ええ……そうです…あんな昔のことを覚えていて下さったのですか?王妃様…なんてお礼を言ったら良いか…」

「医仙らしくもない…楽しんでくれたらそれで良いのです…」

「はい!王妃様…ありがとうございます」

「医仙、こちらへ」

ウンスはチェ・尚宮に声をかけられ、別室へと下がっていった。




皇宮へ戻り、王様に続き宣仁殿へ行くと…宴の準備が盛大に整っていたのだ…

「本日は、我が高麗にとって大変重要な二人の婚儀が執り行われた、本当にめでたい日である!みな…今日は、二人の祝いのための宴である!心置きなく、飲んで食べてくれ!」


「陛下…あの…我らもよろしいのでしょうか」

「ああ、隊長…もちろんである!護衛は禁軍に頼んであるので任せれば良い。遠慮はいらぬ」

「はっ!陛下…お心遣い感謝致します!」


その時、王座の後ろ…御座所へ通じる右側の戸が開き、チマチョゴリに着替えたウンスが、チェ・尚宮に伴われおずおずと入ってきた…

白いウエディングドレスを思わせるものだった…金糸を織り込んであり、動くたびにキラキラと輝きとても美しかった…


「王妃様…とても素敵です!ありがとうございます」

「良く似合っています…医仙」

チュンソクと話していたチェ・ヨンがウンスに気づき、焦って走り寄ってきた。

「あっチェ・ヨン…見て?王妃様と叔母様からの贈り物よ…どう?」

「わかり…いやとても綺麗です…ですがイムジャのそのような姿、家だけにして頂きたい!皆に見せとうありませぬ故、俺の後ろにおって下さい!」

「何を言っておるのだ!ヨンア!お前は阿呆か!」

「いてっ!叩くなというのに!」

「ふぉふぉふぉ…大護軍は医仙の事になると小さき男になるのぉ…愉快じゃ!お前さんをここまで惚れさせる医仙とは、ほんに恐ろしいのぉ…医仙に何かあれば…お主はどうなってしまうのやら…」

「小さくて結構だ!何かなどあり得ぬわ!全くうるさい爺だ!」

こうして始まった二人の婚儀を祝う宴…

皆が二人の元へ、酒を持ち祝いの言葉を言いにやってくるのだが…その全てを飲み干してしまうウンス。

「イムジャ!飲みすぎです!」

「まだ大丈夫よ!あなたが一緒なんだもん!いいじゃない…とっても美味しいお酒だし…ねっ?ねっ?だめ?」

ウンスお得意のおねだりポーズに、チェ・ヨンが落ないわけがない…

「はぁ…あと少しなら…」

「ありがとう!だから好きよ」

「ふぉふぉふぉ、医仙は大護軍の扱いを心得ておるのぉ~流石じゃ。どれ…わしからも一杯注がせてもらおうかのぉ」

「結構だ!酒に何か入っているかもしれん!爺は一人で飲んでいろ!」

「あなた…可哀想よ…パク先生、いただきます」

「イムジャ!可哀想だなどと…爺が付け上がる!」

「ふふ、あっチェ・ヨン王様がお呼びよ…私、叔母様のところに行ってくるわね」

「はい、飲み過ぎぬように!」

「は~い」


************


「じゃ行くわよ!強いお酒と弱いお酒を混ぜて~じゃぁ~ん!爆弾酒の出来上がり~!はい、叔母様もトクマンくんも持って持って…cheers!」

チェ・ヨンを王様と王妃様に任せて、いつの間にか始まった飲み比べ…周りは迂達赤で人だかりが出来ていた。迂達赤の中では酒に強いトクマン、そしてチェ・尚宮、ウンスの3人で先程から酒瓶を3本も空けてしまっていた…

「二人とも、本当に強いのね…私もまだまだイケるわよ!」

「い、医仙様…そのくらいにしておかないと、て、大護軍においらが怒られます!トクマン!お前もいい加減にしないとまずいぞ!」

「男のおれがぁ…負けるわけには…うぇ」

すでにかなり具合が悪そうである…

「たまには良いではないか!」

「ちぇ、チェ・尚宮様まで…酒で気が大きくなってしまったんですね…隊長!な、泣いてないで何とか言って下さい!

「くっ本当にめでたい…あの大護軍が…」
と、酔って余計に泣いており、話にもならない…

「よ~し!今度は強いお酒だけね~!cheers!」

「い、医仙様…おれはもう…うぇ」

「やったー!トクマン君はここでリタイアね!じゃ叔母様とさしで勝負よ!それにしても叔母様…お酒強いんですね?」

「ああ…チェ家の者は皆酒に強いのだ。あやつも顔色一つ変えずに呑むであろう?」

「ああ!そういえばそうですよね!…ふぅ…なんだか暑くなってきちゃった…少し酔ったかしら?沢山着てるからこれ1枚位脱いでも良いわよね?」

周りにいた迂達赤が息を呑んで頷いていた。

チェ・尚宮が紐に手をかけているウンスの手を、それはいかんと掴もうとした時…急に3人を取り囲んでざわついていた迂達赤が道を開け、下を向き静かになる…

「イムジャ!ならぬ!あれほど酒は呑むなと申したのに!お前達も何をしておるのだ!」
その剣幕に皆一歩下がり更に下を向いてしまう…

「叔母上まで一緒になり酒の呑み比べなど!」

「たまには良いではないか…侍医ではないが…ヨンア、お前はちと心配しすぎではないのか?」

「心配して何が悪い!それでも、この方は俺の心配など気にもせずこのように…もう良い!陛下…我らのために催して下さった宴ではありますが、お先に失礼してもよろしいでしょうか?妻が少し気分が優れぬ様子…誠に申し訳ありません」

「あぁ、わかった。今日は慣れぬことで疲れたであろう…明日は二人とも出仕せずとも良い」

「御意、ありがとうございます。テマン!馬車を!」

「は、はい!」

そう言うとウンスを肩に担ぎ上げ宣仁殿を後にする。

「きゃ~!チェ・ヨン!やめて!気持ち悪いわ…」

「呑みすぎたあなたが悪い!これで懲りるでしょう!」


***********


肩に担がれ一気に酔いの回ったウンスは、チェ・ヨンの膝の上にいた…馬車の椅子から崩れ落ちてしまうからだ。

「…チェ・ヨン…ごめんなさい…まだ怒ってる?」

「ええ!当たり前です!もう俺の見えないところで酒を呑むのは禁じます!良いか?」

「えっ…は~い…」


______ウンスが気付いた時には、家の寝台の上だった…あのままほんの少しだけ眠ってしまったようだ。窓からは茜色の夕日が差し込んでくる…

「…チェ・ヨン?どこにいるの?」

「はい、ここにおります。イムジャ…大丈夫か?」

「うん…今頃…酔いが回ってきたみたいね…チェ・ヨン…お水が飲みたい」

チェ・ヨンが水の入った湯飲みを渡すと首を振るウンス…

「飲ませて…」

ウンスの横に座り、口に持っていくとまた首を横に振る…
チェ・ヨンはフッと笑うと、口移しでウンスに水を飲ませる。こぼれた水がごくりと動く白い喉を伝う…

「イムジャ……酒臭いな」

「ふふっ酒臭い女はお嫌い?もっとお水飲ませて…」

「あなたを嫌いになるなど…ありえん事…」

チェ・ヨンはウンスに言われるがまま…何度もその柔らかな唇に水を含ませてやるのだった…





皆様、こんにちは
中途半端でごめんなさい
時間がありませんでした
この後Rへ突入のはずなのですが
Rの宿題がいっぱい残ってる
明日は出勤日なので
日曜までお待ち下さ~い


聞いてくださ~い
うちのドアホ娘
友達が働いてるエステの回数券
24万円(50回分)カードで
買いやがりました
身長170で体重55kg
太ってないでしょ
自慢してるわけじゃないです
自慢の時は自慢て言いますから
でも体脂肪率が30%超えてるらしい
内臓脂肪型なんでしょうかね
でもお前さん!ちょいとお待ち
冷静に考えよう
エステ行くなら、このぶよぶよの
母ちゃんが先だろ?!
体脂肪率も体重も
最近恐ろしくて
体重計に乗れない私です…

あっ…でも見せる人もないし
まっいっかと思ってしまった私です
単純です

では、午後からも
ファイティン

ウンスの合成写真

微妙ですみませんでした

髪型も…





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