まただ…
夢を見た…
子供の頃から繰り返し見ていた夢…
あなたは誰?泣かないで…
私が必ず…必ず…なんだろう?
必ず…あなたの想いを伝えてあげる…
あなたは…私…?
違う…ウンス…さん…だ…
**************
その日の朝…
「お父さん…お願いがあるんだけど……」
ユニはずっとウンスの両親を見守ってきた…警察がいなくなってからも二人は殆ど外へ出ることもなかったのだ…どのような生活をしているのか、心配で仕方がなかった。だが、今ウンスに似ているユニが、二人の元へ行くわけにはいかないのだ…
父に頼んで、代わりにお手伝いのハナに行ってもらうことになったのだ。
「ハナさん…お願いね。私もできることは何でもするから」
「はい、だてに歳はとっておりません…お任せ下さい。ユニ様」
こうしてハナが二人の元へ…
************
「はい…そうです。何かお役に立てることはないかと参りました」
「帰ってくれ!金が目的か?!うちにはもう金もない!親戚たちですら…俺たちを変な目で見るんだ…もう何が何だか…とにかく!帰れ!今すぐ出て行け!」
父親の大声に…奥からウンスの母親も姿を現した。
「……いいえ…お金など…私達の団体のオーナーは…かなりの資産家なのです…自分達だけでは使い切れぬと、この家族会を支えてくださっています。昔…お子様を誘拐されたようで、同じ思いに苦しむ方…また他の事件の被害者家族の方を助けるために、日々活動されています…一つだけお伺いしてもよろしいですか…お二人はウンスさんの事があってから…涙を流されましたか?」
「いえ……泣く間もなく…一日一日…気づけば過ぎさっているのです…あれからどのくらい経ったのでしょう…それすら私には…泣いている暇など…ウンスに怒られます。ウンスに…」
「お二人は…今のご自分が見えていらっしゃいますか?鏡をご覧になって」
ハナに言われ…玄関脇の鏡に向かって自分を映し出す二人…
そこには自分の親と見間違いそうな二人がいたのだ。髪は白く、げっそりとやつれ、服もいつから着ているのかわからないほど汚れてしまっていたのだ…家の中からは異臭が漂っている…
「あなた…?これは…誰…」
「…俺たちなの…か…?」
「はい、そうです…お二人は周りが見えていません…泣くことはセトロニン神経の活性化につながり、号泣すればするほどその効果は…そんなことはどうでも良いですね…ウンスさんの事は…お二人のせいではありません。どうかご自分を責めないで…このままではお二人共…ご病気になってしまうわ」
「でも…私が…あの子を…一人暮らしを許したの…もっと私が気をつけるように言っていれば…全部私が悪いの…くっ…あぁ~~ウンス…ごめんね…」
ウンスの母親は、その場に崩れ落ち…ひと月ぶりにようやく大きな声を上げ…止めどなく涙を流した…
「お前…そんな風に思っていたのか…俺が悪いんだ…父親である俺が…すまない…すまなかった…ウンスを守れなかった俺を許してくれ…うっ!」
「お、お父さん…きっとあの子は大丈夫…そうよ…だってウンスよ?」
「ああ、母さん本当にすまない…ウンス…頼むからどこかで生きていてくれ…ウンス、お前に逢いたい…」
ウンスが居なくなってから、ひと月…ようやく心からの涙を流すことの出来た二人だった…
一頻り泣いたあとにこう言った…あなた…前から何度も話し合ったわよね…やっぱり私たちでウンスを探し出しましょうと…
「その…お手伝いをさせていただけないでしょうか?」
「…はい、お願いします」
これで良い…人は目標があれば生きていける…
*************
それからと言うもの、ウンスの両親は毎日ウンスが最後に消えたという、奉恩寺の近くの駅でビラを配り、ウンスが購入した家に泊まっている。
ユニはそんな二人を陰ながら支えたいと、昼は大学…授業が終わるとすぐに二人がビラを配っている駅まで様子を見に行っていたのだ。
そして家に帰ると、倉庫の中に隠されていたウンスとチェ・ヨンの書き遺した物を解析すると言う日々が続いている…ウンスが両親に宛てた手紙とは別の物だ。
ユニは、二人にとても興味が湧いたのだ。何度も監視カメラの映像も見た…時空を超えた愛…それも歴史上の偉大な人物と…
「あなた…?これは…誰…」
「…俺たちなの…か…?」
「はい、そうです…お二人は周りが見えていません…泣くことはセトロニン神経の活性化につながり、号泣すればするほどその効果は…そんなことはどうでも良いですね…ウンスさんの事は…お二人のせいではありません。どうかご自分を責めないで…このままではお二人共…ご病気になってしまうわ」
「でも…私が…あの子を…一人暮らしを許したの…もっと私が気をつけるように言っていれば…全部私が悪いの…くっ…あぁ~~ウンス…ごめんね…」
ウンスの母親は、その場に崩れ落ち…ひと月ぶりにようやく大きな声を上げ…止めどなく涙を流した…
「お前…そんな風に思っていたのか…俺が悪いんだ…父親である俺が…すまない…すまなかった…ウンスを守れなかった俺を許してくれ…うっ!」
「お、お父さん…きっとあの子は大丈夫…そうよ…だってウンスよ?」
「ああ、母さん本当にすまない…ウンス…頼むからどこかで生きていてくれ…ウンス、お前に逢いたい…」
ウンスが居なくなってから、ひと月…ようやく心からの涙を流すことの出来た二人だった…
一頻り泣いたあとにこう言った…あなた…前から何度も話し合ったわよね…やっぱり私たちでウンスを探し出しましょうと…
「その…お手伝いをさせていただけないでしょうか?」
「…はい、お願いします」
これで良い…人は目標があれば生きていける…
*************
それからと言うもの、ウンスの両親は毎日ウンスが最後に消えたという、奉恩寺の近くの駅でビラを配り、ウンスが購入した家に泊まっている。
ユニはそんな二人を陰ながら支えたいと、昼は大学…授業が終わるとすぐに二人がビラを配っている駅まで様子を見に行っていたのだ。
そして家に帰ると、倉庫の中に隠されていたウンスとチェ・ヨンの書き遺した物を解析すると言う日々が続いている…ウンスが両親に宛てた手紙とは別の物だ。
ユニは、二人にとても興味が湧いたのだ。何度も監視カメラの映像も見た…時空を超えた愛…それも歴史上の偉大な人物と…
そしてもう一つ…知りたかったことがあった…
それらの書は全て漢字で書かれていた…しかも600年も前の物で、チェ・ヨンの書いたものは達筆すぎて何が書いてあるのか、ユニではわからなかったので、大学の講師に父から訳を頼んでもらった。ウンスの書いたであろうものについては、辞書を引きながらなんとか読むことが出来た。
それらの書は全て漢字で書かれていた…しかも600年も前の物で、チェ・ヨンの書いたものは達筆すぎて何が書いてあるのか、ユニではわからなかったので、大学の講師に父から訳を頼んでもらった。ウンスの書いたであろうものについては、辞書を引きながらなんとか読むことが出来た。
その中に両親への悲痛な想いが綴られていた…飾り戸棚の中には両親のための多くのプレゼント。600年前にあるはずのない、カメラのフィルムケースも見つかった…両親への苦しいほどの想いが詰まった倉庫である。ようやく動き出した時間…
その中でようやく探し出した…
「雷攻」と書かれたページを…













皆様、おはようございます

ね、眠い…
起きたばかりなのに

眠い

今日一日もつかしら…

最近
うちの婆が(母親)

68にして…
再度のマタニティーライフを

はい

タバコやめて
10キロの
脂肪という名の赤子を

宿しております

やばいっすよ

もう1回タバコ吸えば?
と、言いたくなるほど

胸と腹の境目がない…

鼻息が荒い

そんな私も相変わらず
痩せまへん

誰か助けて~

ではアンニョン


