59.愛執 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

「テヒさん…痛みはどう?やっぱりまだかなり痛むわよね…あれだけ深かったんだもの…」

ウンスが包帯を外し消毒をすると、テヒの身体がビクッと震えた。


「くっ!…はぁ…自分が悪いのです…医仙様、この傷って治るのですか?…あの~痕は残ってしまいますよね…」


「ふ~ふ~ごめんね。この消毒しみるのよ。傷跡?ううん…あなたはまだ若いし…私がサービスで細かく縫合しておいたから…その内にだんだん目立たなくなってくると思うわよ…ほら、また泣かないで…大丈夫だから」


「医仙様、ありがとうございます。生きると決めたからには、どんなに嫌であろうと妓生としての自分を受け入れなければなりませんから」


「出来ることは何でも手伝うわ。そうだ!来る途中にお土産を買ったのよ!はい、これ」

ウンスに手渡された袋には、饅頭が二つとピニョ(簪)が入っていた。


「医仙様…これ」


「見て?私と色違いなの。チェ・ヨンが選んでくれたのよ…気に入った?ほら…また泣く!」


「はい!宝物に致します!大護軍様、医仙様ありがとうございます…」



また明日来るわねと二人は妓楼を後にする。店の女達が、まだ戸口でチェ・ヨンを見て騒いでいた。他の店の妓生達も、どこで聞きつけたのか、外に出てチュホンに跨る二人を遠巻きに眺めている…


はぁ…これからしばらくこうなのよね…叔母様に頼んで武閣氏をつけてもらおうかな…どうせ一人じゃ出歩けないんだろうし…

「イムジャ、なぜそのように離れておるのか?危ないのでもっとこちらへ」

チェ・ヨンの腕に軽々と引き寄せられ、無駄な抵抗も空しくいつもの通り…背中全体に彼を感じる事になる。


「…あの…チェ・ヨン?…あなた忙しいでしょ?明日から…テヒさんの消毒は、叔母様に武閣氏をお願いするから大丈夫よ」


「ダメです!何ゆえそのようなことを急に?」

そのような事出来るわけがなかろう…女人だけで妓楼に行かせるなどありえん!この方は全くわかっておらんようだ…酔った男達の好奇な目がイムジャの軀を這い回っていることを…今もそうだ…あなたは何もせずとも町を行く男達が皆振り返る…


「……」

ウンスは返す言葉がなかった…ヤキモチよ…なんて言い出せる歳でもないし…

「イムジャ!」


「きゃ!びっくりした!なに?耳元で大きな出さな…」


振り向きざま…すぐ後ろにいたチェ・ヨンに唇を塞がれる…周りがわっと騒がしくなるのが耳に入る…そして、チェ・ヨンはフッと微笑むと何事もなかったかのように唇を離し、チュホンの腹を蹴りあげる。ウンスは落ちないように彼に身体を預けるしかなかった…

いつも自分を守ってくれる手にそっと触れる…

「チェ・ヨン…どうしてあんなこと…あなたを知らない人なんかいないのに…変な噂がたったらどうするの?」

「…これでイムジャに色目を使う男達が減ると良いのだが…あなたが俺の妻だとわかったであろう」

「…あなたこそ…」

「ん?俺が何か?」

「ううん…何でもないわ。今日は…やっぱり心配だから典医寺に泊まるわね…送ってくれる?」

「では…俺も。あなたの居るところが俺の帰る場所なのだから…」

「チェ・ヨン…ふふ、寝台…狭いわよ」

「問題ない」


***********


「遅かったのぉ…待っておったのじゃ。明日も参るのじゃろ?わしも連れて行ってくれんかのぉ」

「しつこい!侍医ともあろうものが何を言っておるのだ!お主は王宮内をしかと治療せよ!」

「融通のきかぬ男じゃのぉ…医仙よ、このような小さき男、考え直した方が良いかもしれんのぉ。そうだ!わしの6番目の妻にどうじゃ?」

「ぷっ…お元気ですね~5人も奥様が?」

「爺!イムジャに何を!斬られたいか!」

「冗談じゃ冗談…今宵はお主もここに泊まるのじゃろ?ふぉふぉふぉ!邪魔はせぬ…わしゃ帰るでな」

「早く帰れ!  はぁ…あの侍医には気をつけてくれ、イムジャ」

「ふふ、大丈夫よ。江南にいた頃…あんなおじいちゃんいっぱい見てきたから…さてと…イ・セクさんの様子見てくるわね。あなたはどうする?」

「少しやり残した事がある。すぐに戻る」

「わかった…いってらっしゃい」





キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

皆様、おはようございますCHU

今朝も書きたてでござる涙

今宵は典医寺に泊まっちゃう二人アオキラ

スルーしても良いかしら

いきなりの朝って事で顔に縦線2


えっ?だめ?なにっ!?




昨日、うちの娘が

車のバッテリー上がっちゃったと

私が会社に着いてすぐ電話ありまして

工場長にブースターケーブル借りて

ヘルプに行きましたよ

娘を会社まで送り

娘の車にケーブル繋いで充電し

バッテリー交換しに行ってやる

甘~~~い!!母ちゃんです

いや…ブースターケーブルなんて

人生初一人で繋いじゃいました

スマホでやり方調べて…

スマホ様々ですな

旦那が居ないと

取り敢えず

なんでも出来ちゃう

不思議な手~音譜

…に、ならざるを得ません

さぁ!花金です

みんな頑張ろうねぇ

アンニョン

気に入ってますドキドキ

ダウン

{6EF6BB00-9D1B-4FF6-88FD-C344C57734F1:01}





にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ